一般財団法人台湾協会は4月29日、東京飯田橋にあるホテルメトロポリタンエドモンドで「交礼台湾の会」を開催した。「交礼台湾の会」は、年に一回開催される交流会で、今年は台北駐日経済文化代表処から謝長廷代表、教育部の黄冠超部長、政務部の傅國家次官、劉家愷秘書官が臨席した。このほか日台に関わる各界の団体より来賓があり、日本に留学している台湾人留学生5人も招待された。
一般財団法人台湾協会は4月29日、東京飯田橋にあるホテルメトロポリタンエドモンドで「交礼台湾の会」を開催した。「交礼台湾の会」は、年に一回開催される交流会で、今年は台北駐日経済文化代表処から謝長廷代表、教育部の黄冠超部長、政務部の傅國家次官、劉家愷秘書官が臨席した。このほか日台に関わる各界の団体より来賓があり、日本に留学している台湾人留学生5人も招待された。
挨拶する日本台湾交流協会の花木出専務理事 挨拶する日本台湾親善協会の赤松則宏専務理事
式典の冒頭、同会の池田維評議委員会会長が開会の挨拶を行い、次いで台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表が来賓を代表して祝辞し挨拶した。謝代表は「近年は友好な日台関係、とくに日本の地方自治体との関係が深まった」と述べ、ロシアのウクライナ侵攻及び台湾有事については「台湾は軍事に屈しない」と述べた。
その後、各来賓からの祝辞が続き、同会の清水一也代表理事による乾杯の音頭で宴席となった。歓談中は弦楽トリオによるクラシック音楽や、台湾と日本の楽曲も演奏されるなど大盛況だった。また台湾協会の活動がモニターで紹介され、招待された台湾人留学生が紹介される場面もあった。
台湾協会は、湾生を中心に日台の親睦友好の活動を継続しており、特に日本統治時代における台湾関連の貴重な資料を多数保管している唯一の団体として知られる。