恵庭日台親善協会(土谷秀樹会長)は6月25日、恵庭市にある「えこりん村 森のレストラン天満」(庄司開作社長)で「台湾華僑・恵庭日台親善協会」の懇親会を開催した。協会及び恵庭市側からは土屋会長をはじめ原田裕恵庭市長、中泉澄男恵庭商工会議所会頭、田中芳憲北海道議会議員ら45人が参加。台湾華僑からは、荘海樹台湾同郷協同組合理事長、、粘信士台北駐日経済文化代表処札幌分処長に加え、日本中華連合総会の朱恭亮会長も駆けつけるなど、華僑の重鎮ら93人が顔を揃え、国際交流に相応しく、有意義な交流が図られた。
懇親会は土谷会長の挨拶から始まった。「台湾華僑の皆様、恵庭にお越しいただきましてありがとうございます。コロナ禍においても華僑との交流は続いております。しかも常に助けられております。恵庭にとりましてはなくてはならない友人であり仲間です。これからも絆をさらに深めていきたいです」と話した。
続いて原田市長は「恵庭に何度もお越しいただいている華僑の皆様には、改めて感謝申し上げます。これまでの交流を通じて、様々な事業面での交流を図られている事も存じております。本日は小さな街で初めてガーデンフェスタ2022という大きなイベントを開催しました。恵庭の人たちが大切に育てた花々を是非ご覧ください。明日は商談会があると聞いております。経済面でのさらなる交流も願っております」と話した。
台湾同郷協同組合の荘海樹理事長は挨拶で「台湾同郷会及び永年ご面倒いただいており熱心な豊川玉蘭会長様にお礼申し上げます。コロナ禍ですからすべての華僑に万全の対策をしていただき、参加者数を厳選して恵庭に参りました。台湾華僑に声をかけ100人が駆け付けました。鶴の一声で集まった理由は、伊藤雅暢前議長と豊川玉蘭会長の人徳の賜物です。本当にお世話になりました。日台は言うまでもなく友好関係にあります。アジア地域のひいては世界の平和に向け強靭な絆があります。そして北海道には雄大な自然と豊富な物産があります。恵庭が中心となって北海道を動かしてください。これからもさらなる台湾との友好関係を構築し発展させたいです。我々は将来性と希望がある北海道を応援します。そして台湾にも推薦します」と熱く語った。
また、台北駐日経済文化代表処札幌分処粘信士処長は、着任間もない期間に恵庭市と台湾が提携した事案を説明し、これからのさらなる関係性の向上と友好関係の発展を祈念した。
なお、会場に駆け付けた日本中華連合総会の朱恭亮総会長は「親善協会の発起人の伊藤雅暢前議長が台湾華僑のために2016年に親善協会を設立していただきました。大変お世話になりまして、華僑を代表してお礼に参りました。ありがとうございます」とコメントした。
その後、乾杯の音頭を田中議員が、中泉会頭による中締めで閉会した。