福岡県田川市で「台湾フェア」を開催

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田川台湾フェアのポスター

田川台湾フェア実行委員会(時川 正会長)は、NPO法人・広域活性化研究センター並びに北九州台湾同郷会の共催を得て11月5日に田川市の伊田商店街で「台湾フェア」を開催した。

 田川市は台湾との深い縁で結ばれている。日本統治時代の1918年には、三井鉱山と台湾の顔家が共同で基隆炭鉱を創業し、田川炭鉱(三井田川鉱業所)の技術者が大勢台湾へ渡った。終戦後日本人が引き揚げた後も炭鉱を介した両地の交流が続き、2016年には田川市の石炭歴史博物館と新北市の新平渓煤鉱博物園区(炭鉱博物館)が友好館協定を結んでいる。それに続いて2018年5月には、台鉄・平渓線と平成筑豊鉄道が姉妹縁組を締結。10月からは北九州~桃園空港間にスターフライヤー社が毎日一便の定期便を開設した(現在はコロナの影響で休便仲)。

 来年は「田川炭坑節祭り」として日本の観光客に人気のある平渓線・十分の天燈(ランタン)上げを組み合わせるイベントも構想されており、今回の「台湾フェア」は、そのための予行演習と伊田商店街の活性化を兼ねて行われたもの。

250個の提灯を吊り下げて

 商店街には、台湾から提供された250個の提灯が吊り下げられ、その下でパイナップルケーキや台湾茶、台湾ビールなどが並び、他方では子供連れのお客様が魯肉飯(ルーローハン)や笹の葉で包んだちまきを食べる風景が見られた。

 アーケードの真ん中にはマイクスタンドが設けられ、路上アーティストの音楽を聞きながら食事を楽しんだり、買い物をする風景が広がった。

路上アーティストの音楽を聞きながら食事を楽しむ

 また1軒のお店を開放して台湾の日常生活の写真を展示したコーナーでは、自分の知っている台湾と比較するなどして、懐かしさに見入る台湾人の話が弾んだ。

台湾の日常を紹介する写真展の会場で

 イベントの後半には、後藤寺駅の田村駅長が日ごろにない商店街の活況に目を見張ったり、二場公人・田川市長が訪れて来年の「田川炭坑節祭り」への共催の企画書提出を要請するなど、大きい手ごたえを感じる一日となった。

日ごろにない賑わいを喜ぶ田村駅長を囲んで (左:洪臨梂駐福岡台湾領事、右:庄野北九州台湾同郷幹事)