台湾中央防疫センターは2月2日の記者会見で、室内のマスク着用義務を引き続き維持すると発表した。
台湾では、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いている事を理由に、昨年12月1日をもって室外のマスク着用義務を解除した。また室内のマスク着用義務についても条件付きで一部の着用義務の免除を認めた。
台湾メディアによると、2月2日の記者会見で、室内のマスク着用義務を解除する見通しとしたが、王氏は「まだ議論中」と否定した。王氏は引き続きマスクの着用義務を維持する理由として、①まずは寒気の影響で病床利用率が伸びていること②次いで政府内の協商がまだ続いていること③そして春節連休後の感染者数が増えていること。これらを室内のマスク着用義務を維持する理由とした。
なお、解禁の時期について同氏は「状況を見ながら明確な時間を決めたい」と述べた。