日台の絆を深める「漫画の絆 台日色紙展」が開催

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「漫画の絆 台日色紙展」が紀伊國屋書店新宿本店で開かれた

台湾の対日本窓口機関・台北駐日経済文化代表処の台湾文化センター主催の「漫画の絆 台日色紙展」が3月9日、紀伊國屋書店新宿本店で開催された。謝長廷駐日代表をはじめ、自民党の鈴木憲和青年局長、日本台湾交流協会の谷崎泰明理事長、紀伊國屋書店の高井昌史会長が出席し、テープカットを行った。

合計233名の漫画家が参加

謝代表はオープンセレモニーで「台湾と日本の文化の違いはあるが、恩返しの気持ちを大事にするところは同じだ」とした。また漫画を通じて双方の友情を伝えることについて「漫画は言葉の壁を越え、どんなに長い言葉よりも思いを伝える力を持っている」と語った。

写真を撮る謝代表

始まりは、日本台湾交流協会が東日本大震災から10年の節目となる2021年、震災時の台湾からの支援に対して、改めて感謝を伝えることを日本の出版社、漫画家に呼びかけた事による。113人の漫画家による「台湾への感謝」の気持ちを込めた108枚の色紙を、台湾で巡回展を開催した。これにより、台湾で大きな反響と感動を呼び、多数の日本への友好メッセージが交流協会に殺到していたという。

2022年における台湾での感染状況が厳しくなる中、日本から台湾に合計6回のワクチンの無償提供が行われた。これに対し、120人の台湾漫画家が色紙を描き、日本の色紙と合わせて台北国際コミック・アニメフェスティバルで展示され、話題になった。

紀伊國屋書店新宿本店での展示は3月19日まで

台湾文化センターによると、今回の展示会は日本の方にも日台双方の感謝の気持ちを伝え、日台の絆をより深めていきたいとの考えで、日本台湾交流協会と手を組んで開催したという。

展示会一景

出展した台湾人漫画家の中には日本の漫画賞の受賞者もおり、日本で作品を出版している人もいる。台湾文化センターの報道資料によると、2020年の「国際漫画賞」の優秀賞を受賞した阮光民さんをはじめ、2021年に同賞も受賞した柯宥希さん、大手漫画社「少年ジャンプ+」で連載を経験した彭傑さんなどが参加している。

日本の人気漫画家も出展

紀伊國屋書店新宿本店での展示は同19日まで。その後は岩手県の大槌町文化交流センター「おしゃっち」での展示を経て、最後は虎ノ門にある台湾文化センターで開かれる予定。