人気ロックバンドのKing Gnuが7月1日、台湾台北市の台北アリーナで開かれた台湾の音楽賞「第34回金曲奨」授賞式に出演し、ライブパフォーマンスを披露した。台湾でのステージは初めて。
パフォーマンスのトリとして登場。「カメレオン」と「一途」の2曲の曲調の全く異なる楽曲を披露し、会場を沸かせた。
台湾でも人気を集めるKing Gnu。授賞式前に行われたレッドカーペットでは、観客席から大きな歓声で迎えられた。インタビューにはドラマの勢喜遊がすべて中国語で答えた。初めて海外の授賞式に参加した感想を聞かれると「最高です。素晴らしいです」と笑顔を見せた。
なお同賞の最高賞の年間アルバム賞には台湾歌手の呉青峰の「マラミの火曜日(馬拉美的星期二)」が選ばれたほか、華語男性歌手賞にはHUSHが「娯楽自己」で、華語女性歌手賞にはA-LINが「LINK」でそれぞれ初受賞。
また1970年代に日本デビューを果たし、1972年の『第23回NHK紅白歌合戦』へ外国人歌手として初出場した欧陽菲菲は特別貢献賞を受賞した。ステージでトロフィを受け取った欧陽さんは「歌とパフォーマンスはこれまでずっと私の夢だった。できればずっと歌い続けたい。決して諦めない」と笑顔を見せ、歌手活動を続けていくと誓った。スピーチの最後には、台湾で大ブレイクした日本ドラマ「おしん」のテーマ曲に採用された国民的楽曲「感恩の心」をアカペラで披露し、会場から拍手と歓声を浴びた。