ジャニーズの7人組「Travis Japan」が7月26日、台北松山空港に到着した。初めての台湾訪問。到着ロビーには約400人のファンが詰めかけ、メンバーが現れると大歓声が上がった。
同27日に開幕する漫画博覧会に参加するための台湾訪問。地元メディアの取材に応じ「初めての台湾訪問でこれほど多くのファンが待っていてくれたことが嬉しかった」と語った。
開幕同日は台風5号の影響で雨に見舞われていたが、開場前から場外には1満員を超える漫画ファンが列を作ったという。主催する中華動漫出版同業協進会によると、今年は1200ブース、125の業者が出展。同31日までの会期中、56回のサイン会や20のステージも予定されている。
開幕記者会見に出席した蒋万安台北市長は「漫画博覧会は台湾の漫画・アニメ産業において重要なイベントの一つだ」とし、今年の来場者数が新型コロナウイルス前の50万人の水準を超えることは「間違いないだろう」と自信を見せた。
その後に登壇したTravis Japanのメンバーたちはそれぞれが中国語で自己紹介し、雰囲気が盛り上がったほか、今月3日に配信リリースした3rdデジタルシングル「Candy Kiss」を博覧会のゆるキャラ「漫宝」とのオリジナルフォーメーションでパフォーマンス。「Candy Kiss」を大きな足音を立てながら完璧に踊る漫宝と、Travis Japanのキレのあるダンスで会場が笑顔に包まれた。楽曲の中盤ではメンバーの川島如恵留がアクロバットを披露し、歓声のなかでパフォーマンスが終了。
なお、司会者から「台湾では何をしたか」と質問されると、リーダーの宮近海斗は「たくさん食べて、台北の街をしばらく歩きました。また、松田元太はトリュフチャーハンを食べていました」とコメント。日本人に好き嫌いの別れる台湾名物「臭豆腐」について、メンバーの川島が「インスタライブの時に試食させていただきました。この食文化が守られてきたことにとても感動しました」と笑顔で語った。
