台湾外交部、モロッコの震災復興支援に7400万円寄付

0
台湾、モロッコの震災復興支援として7400万円を寄付

北アフリカのモロッコで9月8日深夜に起きたマグニチュード(M)6.8の地震で2000人超の犠牲者が出たのを受け、台湾外交部は同10日、被災地の復旧、復興支援として50万米ドル(約7390万円)を寄付すると発表した。

同部は「地震発生の一報を受け、直ちにSNSを通してお見舞いのメッセージを発出した」と説明。また台湾とモロッコは正式な外交関係を持っておらず、代表機関の相互設置もないため、台湾の対フランス窓口機関、駐仏台北代表処を通じて在仏モロッコ大使館に対し、台湾政府及び国民からのお見舞いのメッセージと、必要な支援を行う用意があることなどを伝えた。

台湾内政部消防署は「特捜隊は迅速に出動の準備を整え、いつでもモロッコに駆け付けられるよう待機している」としている。

外交部は「双方には直接の交流ルートはないが、台湾として『Taiwan can help, Taiwan is helping』(台湾は手助けできる、手助けしている)の人道的精神を発揮したい」としている。