李登輝友の会が12月17日「日台共栄の夕べ」を開催 講演会と忘年会 台湾から李登輝元総統の次女、李安妮さんが参加

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  日台友好団体の「日本李登輝友の会」は12月17日、東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷で、毎年恒例の「日台共栄の夕べ」を開催する。第一部は講演会、第二部は忘年会という構成で、講演会には李登輝元総統の最後の日本人秘書を務めた早川友久さんが「李登輝が後世に伝えたかったこと」と題して李元総統の思い出などを語る。特別ゲストとして李元総統の次女、李安妮さんが参加する。

 李安妮さんは長年、父である李元総統の政治的な助手役を務め、現在は台湾・新北市にある財団法人李登輝基金会の董事長(会長)の任にあり、父と親交が深かった安倍晋三首相の国葬にも参列している。

 早川さんは早稲田大学卒、台湾に留学。2012年に李登輝事務所に秘書として入り、以後8年間にわたり李元総統の日本担当秘書として活動した。著書に『李登輝 いま本当に伝えたいこと』、『総統とわたし―「アジアの哲人」李登輝の一番近くにいた日本人秘書の8年間』などがある。現在、台北に居住している。

 第一部の講演会は午後1時半から、第二部の忘年会は午後2時半から。忘年会には台北駐日経済文化代表処の協力などによる「お楽しみ抽選会」がある。

 同友の会の会員でなくとも参加可。定員110人(先着順)。参加申し込み12月12日まで。講演会と大忘年会を通しての会費を事前に振り込む必要がある。申し込み方法、会費などの詳細は李登輝友の会のHPの「お知らせ」で。