台湾の会社である創淨(SoKyo)テクノロジー株式会社(以下、CEO陳建宏氏の所属会社として、創淨テクノロジー)は、ABLEMAN INTERNATIONAL(総経理である林博惠氏)と共同で、2月13日から東京ビッグサイトで開催されているHCJ 2024にブースを出展し、自社製品であるELECLEAN Aquaを初めて日本市場に紹介しました。
ELECLEAN Aquaは、創淨が開発した水を殺菌効果のある抗菌液に変える特許技術「ELECLEAN」の業務用製品です。約1〜2年前に発表された以来、台湾では農業や漁業などの現場で使用され、今までの取り扱い企業は魚の養殖場などで60社以上に及んでいます。総じて100件以上の事例があります。最大の機械では1時間に18トン、展示されている機械のサイズである552×530×1560mmの機械では1回に180リットルの処理が可能です。1台約45万台湾ドルです。
陳CEOは、「この展示会を皮切りに、日本での取り扱い企業を開拓し、将来的には日本にも支社を設立し、日本市場にBtoBとBtoCの双方で展開したいと考えています」と、日本市場における展望を述べました。
創淨の同技術の仕組みは、先進的なナノ電気化学技術を用いて水分子を機能化し、水分子の構造を再配置して高活性酸素消毒水を生成することにあります。この方法により、酸化のプロセスによって細菌やウイルスの構造を破壊することができます。原料は水であり、薬品を加える必要がなく、即時に生成することができます。オゾンではないため、世界中の人々に安全で効果的な抗菌体験を提供しています。現在、国際特許は34件以上取得されており、ナノ触媒電極、活性化クリスタルボール、スマート制御チップ、材料配合、システムおよび構造、製品の応用形態などが含まれます。
また、同技術は世界保健機関(WHO)によってCOVID-19に対する革新的技術として認められ、世界中で注目されています。
同時に、展示されているELECLEAN Classicは2017年に正式にBtoC向けに発表された持ち運び可能サイズの抗菌液製造器です。COVID-19の流行で需要が増加し、約3万台以上が売り上げられました。薬品などを一切使用していないため、子供やペットにも安心して使用できます。また、スタイリッシュな外観のため、台湾市場で人気があり、2017年には日本のグッドデザイン賞を受賞しています。現在、ELECLEAN Classicは日本では未発売で、代理店を募集しています。