【福岡/綜合報導】4月3日花蓮地區發生芮氏規模7.2強震,4月5日宮崎縣河野俊嗣知事特地遠道來福岡拜會陳銘俊處長表達對災情的關切和慰問,河野知事表示,從新聞看到花蓮地震訊息,感到非常震驚又憂慮,因此本日親自盼拜會陳處長以表達宮崎縣全體上下對花蓮災情之慰問。倘有任何地方需要該縣協助之處,該縣將全力配合,以回饋台灣民眾每當在日本有困難的時候,第一時間伸出援手之恩情。
陳處長首先報告目前國內災情及賑災情況,並稱非常感謝河野知事親自前來表達慰問,並稱台灣與日本是非常緊密的命運共同體,面對任何天災及疫情都能相互協助合作,這並非兩國僅僅是地緣相近之故,而是長時間的歷史淵源及先人的努力耕耘才能造就今日堅若磐石的深厚情誼。
陳處長續稱,台日兩國同處地震頻發地帶,每當發生地震或其他重大災害時都能夠互相關懷、彼此伸援並共度難關。本人代表我政府及人民再次對日本各界所表達的溫暖慰問表達誠摯感謝,期盼台日友誼成為世界良善、溫暖的重要力量,並讓此一「善的循環」持續在國際間擴散。昨晚熊本湖東学園理事長森敏子拜訪陳銘俊處長親交賑災款,表達慰問,衛藤征士郎眾議員、原口一博眾議員、熊本縣、市役所、福岡縣廳、福岡春日市、福智町長以及九州僑胞也紛紛捐款或發起募款賑災。另也有不願告知姓名的日本民眾到福岡辦事處親送捐款,令人感動。駐福岡辦事處迄接獲轄內外數十位參眾議員、各縣知事、六十市町村地方首長親電關心及慰問,充分展現台日間相互關懷的真誠情誼。
(日本語版)
4月3日、台湾花蓮市でマグニチュード7.2の強い地震が発生し、翌5日には河野俊嗣・宮崎県知事が台北駐福岡経済文化弁事処(駐福岡台湾総領事館)の陳銘俊総領事を訪問し、お見舞と哀悼の意を表した。ニュースで花蓮地震の第一報を知った知事は大変心を痛め、被害に遭われた花蓮の皆様へのお見舞を宮崎県民を代表して総領事に直接伝えたかったと述べ、日本が困っている時にすぐに手を差し伸べてくれる台湾の人々に恩返しできるよう、必要な支援があれば県も全面的に協力すると強調した。
陳総領事はまず、国内の災害状況と災害救援状況について報告し、河野知事自らがお見舞いに来られたことへの感謝を伝え、あわせて台湾と日本は緊密な運命共同体であること、地理的にも歴史的にも長年にわたって深い関係があり、先人たちの努力のもと、今日まで盤石の友好関係を築き上げてきたと述べた。
台湾と日本はともに地震が頻発する地域にあり、これまでもお互いに助け合ってきた。地震のみならず他の災害においても、お互いを思いやり、ともに困難を乗り越えてきたと強調し、台湾政府と国民を代表して、宮崎県をはじめとする日本の各界の皆様からの温かい励ましに心より感謝の意を表し、日台友好が世界の優しく温かい重要な力となり、その力が世界の人々の心に響くこと、日台に流れる「善の循環」がこれからも世界に広がっていくことを願うと述べた。
昨日(4日)夜には、熊本湖東学園の森敏子理事長が陳総領事を訪問、義援金を直接手渡し、お見舞と哀悼の意を表した。ほか、福岡県、熊本県が災害救援のための共同募金箱を設置、衛藤征士郎衆議員、原口一博衆議員、福岡県春日市、福智町及び九州華僑からも寄付や募金活動がはじめられている。またお名前のない日本人からの寄付が本処に直接届けられ、日本の皆様の台湾へのご支援に心が打たれている。
台北駐福岡経済文化弁事処にはこれまでに各界から多くのお見舞いの電話や電報、メールが寄せられた。以下一部を紹介する。麻生太郎自民党副総裁事務所、森山ひろし自民党総務会長、坂本哲志農林水産大臣、馬場成志総務副大臣、衛藤征士郎衆議院議員、高村正大外務大臣政務官、吉田宣弘経済産業大臣政務官、武田良太、保岡宏武、原口一博、山本剛正、吉良州司、福田達夫、末松義規、松島みどり、片山さつき、長島昭久など衆議院議員各氏、古賀之士、江島潔参議院議員各氏等の国会議員をはじめ、佐賀、宮崎、大分の各県知事及び熊本県次期知事、福岡、熊本、北九州、山口等の各市長、福岡市議会、熊本市議会等の各議長など九州山口各地における50名以上の首長自らが、台湾へのお見舞の意を表明し、お互いを思いやる両国の誠実な友情を示した。