中国軍空母「山東」と連動演習か 台湾防空識別圏に侵入

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中国軍航空機(写真提供:中央社)

台湾国防部はこのほど、7月10日から11日にかけて「中国の軍用機計66機が台湾本島付近で確認された」と発表した。「66機のうち56機は台湾海峡の中間線を越境し、台湾の北部、南西部、南東部の防空識別圏に侵入した」という。

国防部は「状況を監視しながら航空機、艦艇、沿岸ミサイルなどで対応した」と発表。この66機という数は、今年最多でこれまでにない多数となった。また、周辺には中国人民解放海軍の艦艇も7隻確認されたという。

これらの艦艇や軍用機は、西太平洋に展開している空母「山東」と合同で演習を行っているとみられ、今回確認された軍用機なかにも、空母「山東」の艦載機がかなりの数含まれている。