台湾嘉義市の蘭潭小学校(邱榮輝校長)の邱校長をはじめ、教員、PTA会長、児童ら訪問団一行17人は11月8日、大阪府和泉市立幸小学校を訪れ交流会を実施した。日本台湾文化芸術交流会の協力のもとに、これまでの交流は主に手紙交換にとどまっていたが、ついに対面が実現すると、双方は互いに喜び合った。
訪問した一行は、校内見学の後「日本の昔遊び」や「地元の盆踊り」を通じて文化交流を楽しんだ。翌9日には日本台湾文化芸術交流会の企画による書道体験も行われ、書道家の永山玳潤先生と生徒の近藤麗さんが一人ひとりに指導。児童らは練習した自身の名を団扇に記すなど、日本文化への理解を深めた。
また、和泉市で毎年開催される「和泉市日本と世界の子どもの作品展」に今年は台湾の4校が出展。蘭潭小学校の児童らの作品について、作品紹介や嘉義市について直に紹介していた。
対面交流を通じ、双方の児童らは国境を越えた友情を育み、貴重な思い出を刻んだ。今後もさらなる交流の深化を誓い合っていた。