京浜急行電鉄京急線で昨年運行された台湾観光をPRするラッピング列車「ビビビビ!台湾号」がこのほど、東京屋外広告コンクールで東京屋外広告協会会長賞を受賞した。表彰式は3月17日に東京都内で開かれた。台湾交通部観光署この日「最高の評価を与えられた」と喜んだ。
この列車は、昨年6月より約4カ月に渡り京急線で運行された。列車のデザインに台湾ならではの要素が取り入れられ、外観や内装にはランや茶葉、パイナップルなど台湾を代表する物産があしらわれた。
観光署は「台湾」の二文字は明るい色とかわいらしい模様で表現し、日本の人々に台湾のグルメやフレンドリーさなどのイメージを伝えたと紹介した。
公益社団法人「東京屋外広告協会」主催のこのコンクールは、都内に設置された広告を対象に、景観と調和の取れた優れたデザインの作品を表彰する。隔年実施で今年で14回目。
観光署は「今回の賞は台湾観光ラッピング列車の独特な視覚的デザインや、工夫をこらしたPR手法、台湾観光のイメージを向上させる上での卓越した貢献を表彰するもの」とした。