台湾のLCC航空会社の台湾虎航(タイガーエア台湾)は5月29日、日本路線便の22番目の就航地、鳥取県の米子鬼太郎空港に向けて初便を運航した。就航は第16回日台観光サミットの開催に合わせて行われ、台日間の観光交流を象徴する特別なフライトとなった。

黃世惠会長挨拶
初便は、桃園国際空港にて放水アーチ(ウォーターキャノン)による祝福を受け、華やかに出発の式典が行われた。式典には台湾虎航の黄世惠会長をはじめ、台湾観光署の周永暉署長、台灣観光協会の葉菊蘭名誉会長、簡余晏会長、中華航空の陳漢銘総経理など、台湾の観光・航空業界の要人が多数出席し祝った。

鳥取県知事平井伸治から黄会長に「如虎添翼大使」任命
初便が到着した米子鬼太郎空港では、鳥取県の平井伸治知事が温かく出迎え、台湾虎航の日本ブランドアンバサダーである内田理央さんも登場し、華やかな就航記念テープカットセレモニーが行われた。
なお、運航は週2便(月·金)。「台湾-鳥取」の新路線運航で、台湾と日本のさらなる観光・文化交流の発展に期待が高まる。
台湾虎航は2013年に発足されたチャイナエアライングループ。アンバサダーの内田理央さんは2024年より就任している。