SIGMA × KYOTOGRAPHIE 共同制作
SIGMAとKYOTOGRAPHIE(京都国際写真祭)は、戦後日本を代表する写真家・川田喜久治の展覧会《KIKUJI KAWADA: Endless Map – Invisible》を共同制作し、2025年夏にフランスで開催される **アルル国際写真祭(Les Rencontres de la Photographie, Arles)**の「Arles Associé」プログラムに出展いたします。
本展は、PGI(Photo Gallery International)の高橋朗氏によるキュレーションのもと、KYOTOGRAPHIE 2024で発表された展示『見えない地図』を再構成したものです。広島・長崎への原爆投下から80年という節目に、川田の代表作《地図》《ラスト・コスモロジー》《ロス・カプリチョス》《ヴォルテックス》の4シリーズより厳選された作品を通して、記憶と時間が交錯する戦後日本の風景とその精神性をあらためて世界に問いかけます。

展覧会概要
タイトル:KIKUJI KAWADA: Endless Map – Invisible
キュレーション:高橋 朗(PGI)
共同制作:SIGMA × KYOTOGRAPHIE
会場:VAGUE(ヴァーグ) ※14 Rue de Grille, Arles, France
会期:2025年7月7日(月)~10月3日(金)
※アルル国際写真祭「Arles Associé」プログラムとして開催
展示構成(一部)
《地図》(1959-1965)および《Endless Map》(2021)
《ラスト・コスモロジー》(1995)
《Los Caprichos》(1972年~現在)
《Vortex》(2022)
また、展示の締めくくりとして、「本に生きる人生」と題したセクションでは、川田の貴重な写真集初版本や本人の映像インタビューもご覧いただけます。
特別展示
SIGMA AIZU JAPAN「The Art of engineering. Engineering for Art.」
本展会場では、SIGMAが誇る「会津製造」のクラフトマンシップと芸術的理念を象徴する特別展示も同時開催いたします。最新のミラーレスカメラ「SIGMA BF」を中心に、技術と表現の融合を目指すSIGMAの姿勢と、写真芸術への深い敬意をご体感いただけます。

書籍販売のお知らせ
KYOTOGRAPHIE創設12周年を記念し、フェスティバルの歩みと精神を綴った日英バイリンガル書籍 『KYOTOGRAPHIE: A Kyoto Story|京都物語|十二支』 を、本展会場「VAGUE」にて販売いたします。
アルル国際写真祭について
1970年に設立され、今年で56回目を迎える世界最古かつ最大規模の国際写真フェスティバル。フランス・アルルの歴史的建造物を舞台に、世界中の写真家、キュレーター、報道関係者が集い、写真表現の最前線を紹介する国際的な芸術の祭典です。

KYOTOGRAPHIEについて
春の京都を舞台に毎年開催される国際写真フェスティバル。革新的なセノグラフィーと空間演出、伝統と現代の融合による体験型展示で、国内外から高い評価を受けています。新たな対話と表現の可能性を切り開く場として注目されています。
SIGMAについて
1961年創業の日本の光学機器メーカー。唯一の製造拠点・会津工場にて一貫した製造体制を持ち、「The Art of engineering. Engineering for Art.」を掲げ、技術と芸術の融合を企業理念としています。写真映像文化の発展にも積極的に貢献しています。
【本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先】
株式会社シグマ 広報担当
E-mail : pr@sigma-photo.co.jp
展覧会の詳細資料(英語):
https://www.sigma-global.com/jp/support/download/250623_Sigma_Arles_Press_Release_.pdf