台湾からも多数参加、国旗なびかせ疾走 1万4518人が駆けた熊本城マラソン

0

【熊本訊】第13回「熊本城マラソン2026」(熊本市、熊本陸上競技協会、熊本日日新聞社主催)が2月15日に開催された。熊本市の中心部を発着点に「金栗記念熊日30キロロードレース」「歴史めぐりフルマラソン」「城下町ファンラン」の3部門に計14518人が出場した。当日は雨上がりの曇り空で幕を開けたが、昼前には日差しが差し込み、最高気温18・8度のなか、ランナーたちは早春の城下町を力強く駆け抜けた。沿道の観衆は速報値で27万1千人を超えた。

 金栗記念熊日30キロロードレースは68回の開催で、男女40人が出場。男子は佐藤真優(コニカミノルタ)が1時間31分51秒で初優勝した。女子は大塚英梨子(肥後銀行)が1時間49分50秒で頂点に立った。県関係では黒木陽向(創価大)が男子2位と健闘した。

 フルマラソン(42・195キロ)には1万3042人が参加。男子は古川大晃(京都府、八代市出身)が2時間16分56秒で2年ぶり5度目の優勝。女子は加藤みちる(熊本市)が2時間42分00秒で大会記録を更新し、5連覇を達成した。完走者は1万2100人で、完走率は92・78%だった。

 城下町ファンランは3・5キロの距離に1436人が参加。漫画のキャラクターなどに扮したランナーが笑顔でアーケード街を駆け抜けた。

 今大会には台湾からも複数の参加者がエントリーした。台湾の旗を背負って走る姿が沿道の注目を集めた。異国の地で懸命に走る姿に、観衆からは温かな拍手と声援が送られ、国境を越えた交流を感じさせる一幕となった。

 大会後、大西一史熊本市長は「これからも多くの方に参加していただき、市民全体で盛り上げる大会にしていきたい」と語った。