台北駐日経済文化代表処の李逸洋代表は2月25日、埼玉県庁を訪れ、大野元裕知事と会談した。台日間の地方交流、経済・観光分野での協力、さらには地域の安全保障情勢などについて意見交換するなど交流を深めた。
大野知事は、参議院議員を二期、埼玉県知事も現在二期目。台湾とは友好的な姿勢として知られている。自身が小学1年生の時、野球チームの交流で初めて台湾を訪問した経験を紹介し「当時の思い出が現在の台湾への親近感につながっている」と語った。埼玉県内には多くの台湾出身者が在住しており、その人数は日本全国で5番目に多い。「県内企業と台湾との関係も良好で。これまでの駐日代表処の尽力に感謝します」と述べた。
さらに、埼玉県は日本有数の交通利便性を誇り「公共交通機関を利用すると1時間以内に約5000万人の人口圏にアクセスできる地域は、日本では東京と埼玉のみ」と強調。「この強みを生かし、物流や企業交流を促進するとともに、台湾の旅行会社と連携して観光プロモーションを進めている。今後も各分野で台湾との協力を一層強化したい」との意向を示した。
また、大野知事が参議院議員時代に李登輝元総統から温かい配慮を受けたことにも言及。「防衛大臣政務官在任中に、南西諸島へのミサイル配備政策に関与し、台湾の安全保障および台湾海峡の平和と安定に強い関心を持っていた」と紹介した。これに台湾側は、大野知事が李登輝元総統を高く評価していること、そして台湾海峡の平和と安定に関心を寄せていることに深い感謝を表明。また、知事のリーダーシップの下で進められているスマートシティ推進、高齢化や農村課題への対応、公共交通の改善、女性の就業促進などの取り組みに敬意を示した。
双方は、今後も地方レベルでの交流を基盤に、経済、観光、文化、安全保障など幅広い分野で協力を強化し、台日関係のさらなる発展を目指すことで一致した。






















































