【台北訊】三重県(一見勝之知事)はこのほど、一見知事を団長とする訪問団を結成し、3月15日から四日間の日程で台湾を訪問した。台湾台北市、高雄市、新竹県などを訪れ、半導体分野での産業連携の強化と観光・物産をプロモーションした。「経済団」と「観光団」を率いたトップセールスだった。
経済分野では、新竹県を訪れて「半導体産業セミナー・企業交流会」を開催し、台湾企業との技術交流を促進した。続いて新竹市のUMC(聯華電子)を訪れ、三重県桑名市に立地するグループ企業「ユナイテッド・セミコンダクター・ジャパン(USJC)」へ、日頃の操業に謝意を伝え、さらなる設備投資と半導体人材育成への協力を依頼した。 その後、三重県津市や亀山市などに工場を持つシャープの親会社、鴻海精密工業を訪問。シャープ亀山工場におけるAIサーバー生産に向けた新たな投資を呼びかけ、グローバルな供給網における三重県の重要性を強調した。
観光分野では、台北と高雄の両都市で「観光誘客セミナー」を実施。伊勢神宮や忍者、海女などの伝統文化に加え、特産品の伊勢茶などをPR。知事は「三重にはまだ台湾で知られていない隠れた宝物がある」と訴え、リピーター層の取り込みを図った。また、2016年に交流覚書(MOU)を締結した高雄市政府にも訪れ、陳其邁市長をはじめ、担当部局及び関係者向けに今後の交流について意見交換した。さらに、台湾の先進的な防災取り組みを視察するなど、日本と共通する地震・台風災害への対応力向上に向けた知見を共有した。
訪問最終日の記者会見で一見知事は、今回の成果を「100点満点」と評し、今後の取引の合意に強い自信を表した。「今回の訪問は、最先端産業での経済安全保障の強化と、草の根の観光交流という両面において、日台の地方自治体レベルでの連携を新たなステージへと引き上げる重要な意義を持ちます。台湾の企業や旅行者にとって、三重県が「より身近で、信頼できるパートナー」として刻まれた4日間となりました」と述べた。
2026.03.22


























































