把愛傳下去 ~溫金龍&二胡弦樂團慈善募款音樂會~

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南台灣二胡弦樂團團長溫金龍

【本報訊】為支援日本震災重建,二胡演奏家溫金龍帶領「南台灣二胡弦樂團」於8月6日位在新宿演奏會場舉行慈善募款音樂祭。這次慈善募款音樂祭演出家有溫金龍&南台灣二胡弦樂團、和曾參與溫金龍「二胡三樂」,創作曲子經常成為日本電視節目的配樂之作曲家─淺井道浩,以及二胡講師身分於日本東北地區各音樂學院任教之相田雅美、東京以歌手活躍中之佐藤千惠、曾獲全日本津輕三味縣競技會優勝之輝&輝、以歌手身分為許多慈善音樂祭獻唱之Myrah Kay等共約20多位表演者出席此次慈善音樂祭聯合演出。溫金龍&南台灣二胡弦樂團於5日前往福島當地醫院進行小型音樂公演,對公益慈善活動的付出,有目共睹,並於6日音樂會現場榮獲福島磐城渡邊敬夫市長之感謝狀。南台灣二胡弦樂團團長溫金龍音樂會開演前表示,音樂會一開始,溫金龍提到:「昨天在福島縣醫院的公演,看到許多患者觀眾熱淚盈眶,讓我們倍加感動。」其他成員亦表示,醫院中的小演奏會,溫馨而感人。
表演者全體照

音樂會中,溫金龍&南台灣二胡弦樂團等多位表演者之演出曲目中台日英合璧,相當豐富,包括「賽馬(競馬)」、「將軍令」、「追夢人」、「我只在乎你」、「NEW YORK NEW YORK」、「LA CUMPARSITA」等多首經典曲目, 其中「東風魅力」演出同時,肚皮舞者登場扮舞,現場觀眾屏息聆聽之餘,並隨著音樂打節拍,讓整個演出達到最高潮,溫金龍精湛的琴藝國際知名,曲曲均牽動現場觀眾與旅居日本台灣僑胞的心情。會場現場也擺置募款箱、溫金龍個人二胡演奏專輯以及佐藤千惠個人專輯等,觀眾也紛紛為此慈善音樂祭踴躍捐款。
溫金龍,畢業於國立台灣藝術大學。奪得數十場音樂比賽的桂冠殊榮,是目前國際知名二胡演奏大師。素有「二胡之王」美譽的他,總是勇於以嶄新的手法詮釋不同類型的音樂,試圖開創傳統音樂的全新視野,由於其獨具個人風格的音樂詮釋,也為推展傳統音樂開創多項世界第一指標記錄。
———日本語訳———————
―温金龍&南台湾二胡幻樂団チャリティ音楽祭開催―
台湾が誇る二胡演奏家・温金龍氏と氏が率いる南台湾二胡弦楽団のメンバー25人はこのほど、チャリティ・イベントのため来日した。8月5日に福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズで慰問公演を開いた後、8月6日には新宿区にあるコンサートホールで昼と夜の2部公演で音楽祭を開催した。
 音楽祭は、温氏と南台湾二胡弦楽団のメンバーが台湾で募った東日本大震災の義援金を届けるために来日して開いたもの。プログラムは「賽馬(競馬)」や「将軍令」など二胡の古典の名曲をはじめ、タンゴ・ポピュラーなど幅広いジャンルの音楽が披露された。また、ゲストとして歌手のさとう千恵さんや音楽グループ「team Amplifier」メンバーでキーボード奏者の浅井道浩さん、沖縄出身のマイラ・ケイ(Myra Kay)さん、二胡演奏家の相田雅美さん、津軽三味線デュオの輝&輝さんらも出演した。
 一行は5日に震災の被災地の一つである福島県いわき市を訪れて慰問公演を行ったほか、同地の病院でも小コンサートを開いた。慰問公演に対し渡辺敬夫いわき市長は、一行らに感謝状を贈り、公演の中で感謝状が披露された。
 公演の冒頭挨拶で温さんは「昨日も福島県内の病院で演奏を披露したが、患者さんたちは演奏を聴きながら涙を流していて、私たちも胸が熱くなった」と話した。日本に対しては「子供のころから日本の文化に親しみを感じていた」と語った。また、楽団のメンバーも病院での小コンサートに感動したことなど印象深く語っていた。
 今回一緒に来日した南台湾二胡弦楽団は、二胡など弦楽器のみで構成された楽団で、温氏が総監督を務めている。メンバーは学生、教師、会社員、主婦など10代から70代までの幅広い年代から構成されている。
 一行は今回が初めての日本公演だったが、来日にあたっての費用はメンバーそれぞれの自己負担。この日のチャリティ音楽祭も入場無料で開催された。また、公演会場には募金箱が置かれ、必要経費を除いたすべての募金は復興支援として復興支援のために寄付される。
※温金龍(ケニー・ウェン)…1964年台北市生まれ。国立台湾芸術大学卒。4歳よりピアノとバイオリンを始め、10歳より二胡を始めて以来、数々のコンクールで優勝。プロ演奏者として世界各国で活動を始める。1989年にデビューアルバム「快楽胡琴」を発表後、約30に及ぶ作品をリリース。現在はプロ演奏家として後進の指導にもあたっている。