中部地区で詩吟唱大会開催

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詩の吟唱(団体の部)
詩の吟唱(団体の部)
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~水の都南投県埔里で~ 
 中華文化と詩吟促進のため、中部地区詩詞吟唱大会は12月23日、風光明媚な観光名所として知られる「日月譚」近郊の南投県埔里鎮・孔子廟昭平宮育化堂で開催した。主催は100年以上の歴史を持つ埔里孔子廟。埔里孔子廟は、台湾で最も水がきれいで美人が多いと言われている埔里でも最古の歴史を持つ廟。
 台湾省政府※から祝福に駆けつけた教文・資料組の廖登枝組長は「台湾の伝統的な詩は中国文化の精髄であり、生命を美化し、心を洗浄し、そして風俗や習慣もさらに良い方向へと導きます。先代の台湾の統括者も皆、詩を詠むことを推進し、現在政府も推奨しています」と祝辞を述べた。さらに「今回の大会で、参加者の皆さま自身の力で伝統的な文化を伝え続け、また参観者の皆さんが中国の伝統文化を観賞することによって台湾は富み、礼を好む。永続的に平和な社会が続くことを期待します」と参加者、参観者双方を激励した。
 今回の吟唱大会は個人の部と団体の部に分かれ行われた。また、詩詞を詠みながら台湾の伝統民族音楽の演奏も行われ、例年とは一風変わった趣のある多彩なムード演出となった。出演者は老若男女問わず、存分に詩を吟唱、聴衆に感動を与えた。同時に詩吟促進に貢献、そして中華文化の精神を発揮した。
 ※台湾省政府…南投県は「台湾の臍」とも言われ、中央部に位置している関係こと1950年代の一時期、中華民国(台湾)の政府である台湾省政府が置かれていた。