観光局が日本市場向け観光イメージキャラクターをショウ・ルオに決定

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交通部観光局は1月6日、2013年日韓市場向け観光イメージキャラクターを発表し、日本向けには歌手のショウ・ルオ(羅志祥)、韓国向けには女優のアイビー・チェン(陳意涵)にそれぞれ決定した。観光局はこれまで、アイドル産業が発達している日韓両国市場に対してF4やフェイルンハイ(飛輪海)等をイメージキャラクターとして起用し、観光宣伝・誘致キャンペーンを行っていたが、両市場の嗜好や性質が異なる事から、今年初めて日本と韓国のイメージキャラクターを分け、キャンペーン展開をする事となった。

 

日本向けキャラクターとして選ばれたショウ・ルオは、甘いマスクとユーモアあふれる親しみやすいキャラクターで台湾に於いては絶大な人気を誇っている実力派歌手であり、昨年2月には念願の日本デビューも果たした。日本市場では女性を中心に台湾男性アイドルに対して根強い人気があり、知日家としても知られるショウ・ルオをイメージキャラクターとして打ち出す事で、更なる女性旅行者を取り込みたい考えだ。

 

統計によると昨年(2012年)1月~11月の日本人訪台者数は131万人にのぼり、一昨年と比べ12.55%増加しており、予測年間日本人訪台者も140万人を突破する見込みとされている。観光局はポスター撮影の他に、日本に赴いてのプロモーション活動や台湾でのグルメイベントやサイクリングイベントへの参加を通じて、日本に対して台湾の魅力を存分にアピールするとしている。