西日本台湾学友会が主催する総会と交流会が、3月20日、福岡市で開催された。九州を中心に活動する台湾人ネットワークの決起を高めるのが狙いで、先立って開かれた総会では会務報告、会計報告が行われた。
その後の交流会には、福岡の経済界等で活躍する台湾人、日本人の会員等100人以上が出席。冒頭、西日本台湾学友会の海めぐみ会長が「お忙しい中、皆さんにお集まりいただき感謝している。私自身、これからも会の発展に尽力していきたい。本日は来賓の方にも抽選会のプレゼントを提供していただくなど、多くの協力を得た」と挨拶した。
台北駐福岡経済文化弁事処の曽念祖処長は「お呼びいただき誠に感謝している。海会長はじめ、皆さんの尽力によって、台湾に対する日本人の理解は深まっている。私は今月末、台湾に帰任することになる。2年8ヶ月の任期中、様々な形で活動にご援助いただいた。出席者の皆様にはこれからも変わらず台湾と日本の友好の為に力を貸して欲しい」と述べた。
福岡県中華総会・王子昇僑務委員は「会の今後の発展を希望したい。今月台湾に帰任される曽処長はユーモアが豊富で、我々も大変お世話になった。台湾帰国後も曽処長のご自愛申し上げます」と曽処長に感謝の言葉を述べた。
抽選やじゃんけんによるプレゼント大会も開かれ、中華航空、エバー航空からそれぞれ、福岡-台北往復航空券が出品されるなど、豪華景品に会場は湧きに湧いた。
中華航空の曽煜屏九州山口地区支店長は「福岡に赴任して、曽処長には大変お世話になった。台湾に戻られた後もご健康とご多幸をお祈りしています」と挨拶した。美食を囲んでの交流会、台湾、福岡を共通テーマにした宴は盛り上がりを見せ、各分野での交流も進んだ。約3時間に及んだ会は、福岡県中華総会の呉坤忠会長のユーモア溢れるスピーチと万歳三唱で幕を閉じた。