台湾デジタルコンテンツセミナー交流会開催

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セミナーの様子
セミナーの様子

福岡県は3月27日、「福岡‐台湾デジタルコンテンツビジネスセミナー・交流会」(以下セミナー)を福岡アジアビジネスセンターで開催した。セミナーでは基調講演を主体に福岡と台湾企業約10社100人程度が参加。セミナーに加えプレゼンも行われるなど日台の相互交流促進を図った。

森りょういち氏(福岡を代表して乾杯の挨拶)
森りょういち氏(福岡を代表して乾杯の挨拶)

基調講演ではCGアニメーションDVDで人気のクリエーターの森りょういち氏が登壇し「優良なコンテンツを生み出すことに必要なのはお金ではなく、常識に縛られないイノベーティブなアイデアと量産を継続して実現できるシステム」と題した内容を、映像を交えて作品の一部を紹介しながら説明。参加者から好評を得ていた。台湾貿易センター福岡事務所の林淑惠所長は、台湾デジタルコンテンツ産業の現状についの講演し、「イノベーションの分野でも台湾は高い競争力を有し、デジタルコンテンツ産業の最新統計では2011年の市場規模が約6,000億台湾元となり前年比約15%のプラス」「市場規模が日本と比べ小さい台湾では起業家達は世界を意識している。台湾企業と組めば巨大な中国市場への足がかりとなる」と解説した。

一方、福岡企業と台湾企業のプレゼンでは、映像、ソフトウエア、アプリやゲームなどの独特なコンテンツを披露。参加者は興味を抱いている様子だった。

セミナー後は立食形式の交流会が催され福岡と台湾の経営者同士がビジネスチャンスに繋がるような意見交換を活発に行っていた。

工業技術研究院の施武陽氏は「福岡県に大変感謝している。参加した台湾企業は新たなビジネスチャンスにとても喜んでいる。福岡と台湾の企業の強みを相互補完して良いビジネスができることに期待したい」とセミナーの開催目的を話す。また主催の福岡県商工部国際経済観光課の鬼木課長補佐は「今年1月に小川福岡県知事が訪台した際に、馬総統とも中小企業の相互交流が重要だとの認識を同じくしている」「今後も福岡と台湾の相互交流を進めて新しいビジネスを創出していきたい」と意気込みを語った。