行政院大陸委員会(中国政策を担当)は、昨年5月に中国政府の弾圧を恐れて渡米した中国の盲目の人権活動家であり弁護士の陳光誠氏の台湾訪問を許可した。これは民間団体「台湾關懷中国聯盟」がかねてより同氏の台湾訪問を招請しており、初の実現となる。陳氏は6月23日に妻子ととも一家4人で訪台し、20日間滞在する予定。滞在中は台湾大学を訪問し、教師や学生と交流を図るほか、成功大(台南)での講演、また24日に立法院長の王金平氏を訪問した後に立法院(国会に相当)での講演予定もある。
また、同氏の訪台で中国が反発する恐れもある。