クレジット会社のマスターカードがこのほど発表した2013年度アジア太平洋都市別の実態調査によると、アジア太平洋地域で訪れる観光客が一番多い都市はタイのバンコクで、観光客の消費による収益も143億米ドル(4290億台湾元)とトップだった。台北は収益が81億米ドルで第6位に、また観光客数では520万人で第8位にランクインした。
収益面での第2位はシンガポールで135億米ドル、第3位は東京で127億米ドル、第4位はソウルで108億米ドル、第5位はシドニーで104億米ドルと続いている。また、シドニーと同じオーストラリアのメルボルンは59億米ドルで第10位となった。
同調査によると、オーストラリアのシドニーとメルボルンは観光客数で見ると多くないものの、この2都市の物価が高いことに加え、旅行者の滞在日数が比較的長いことが反映し、同2都市が初めて同時ベスト10入りした。