台湾生産の世界初感情認識パーソナルロボット「Pepper」がお披露目

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台湾生産の世界初感情認識パーソナルロボット「Pepper」
台湾生産の世界初感情認識パーソナルロボット「Pepper」(写真提供:ソフトバンクモバイル株式会社)

ソフトバンクモバイル株式会社(社長兼CEO:孫 正義)は、さまざまな技術や機能を搭載した、世界初の感情認識パーソナルロボット「Pepper(ペッパー)」を人型ロボット工学の世界的な先駆者であるフランスのALDEBARAN Robotics SAS(CEO:ブルーノ・メゾニエ)と共同で開発。6月5日にはPepper発表会が行われ、Pepperの製造を委託された台湾・鴻海精密工業の郭台銘会長も出席した。

郭会長は「Pepperの誕生日を一緒に祝う事が出来て嬉しく思います。この2年間、孫社長とは何度も話し合いをしてきた。このような機会を頂いた事を非常に光栄に思う。今日は世界を変える1日に立ち会えて私は幸運だ。是非今後も一緒に頑張りましょう」と祝辞を述べた。

また、孫社長は「創業以来、“情報革命で人々を幸せに”という経営理念を掲げてきた。この理念の実現のために、当社は新たな事業領域となるロボット事業へ参入し、感情エンジンと集合知によって進化するクラウドAIを用いて、人を笑顔にできる、愛情を持ったロボットの開発を目指す。その第1弾として、世界初の感情認識パーソナルロボットPepperをアルデバランと開発しました」と開発の経緯を述べた。

同会では他に、ソフトバンクのCMでおなじみの白戸家メンバー及びお笑い芸人の宮迫博之がPepperと触れ合い、実演を交えてPepperの機能を紹介した。

Pepperには、周囲の状況を把握して自律的に判断し行動する独自の計算方法が搭載されている。また、最新の音声認識技術や滑らかな動きを実現する優れた関節技術、人の表情と声のトーンを分析して人の感情を推定する感情認識機能を搭載。これにより、親しい友人や家族と接するように、自然なコミュニケーションを楽しむことが可能になる。さらに、吉本興業グループの株式会社よしもとロボット研究所の協力により、お笑いやダンスなど多彩なエンターテインメントで人々を楽しませる機能も充実している。今後の一般販売に向けては、人との日々のコミュニケーションを通じて学習し、成長していく機能も実装する予定。Pepper発売は、2015年2月の予定。本体価格は約19万円。

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