連携を深める〜日本視察団、台湾経済部中小企業処を訪問

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説明をする蘇組長
説明をする蘇組長

福岡県内の中小企業で構成された視察団が、台北市の経済部中小企業処を訪問した。一行を迎えた中小企業処経営補導組の蘇文玲組長は「デジタルコンテンツ分野は今後大きな可能性があり、ビジネスマッチングに期待している。台湾では従業員4人以下の微細企業が流行しており、我々は、それらの企業もサポートしている。センターの中には知名度は高いが、規模が小さいという企業がたくさん入っている。どのような規模であれ、企業処として資金面等のサポートをすることもできる。皆さんが今後、台湾での投資や起業を考えているならば、ソフトセンターにもデスクや設備を用意しているので、ご検討いただきたい」と挨拶した。

挨拶を受け、視察団を代表して福岡県商工部の吉田憲和・新事業展開支援室長は「台湾の産業の現状を把握するために視察を行っており、実りのあるものとなった。過去2年間、福岡と台湾との間で経営者交流プログラムを行っており具体的に進行している案件がある。今後も、台湾とビジネスパートナーシップを増やして行くために、様々な分野で福岡との交流をサポートしていただければと考えている」と述べた。

挨拶する福岡県商工部の吉田憲和・新事業展開支援室長
挨拶する福岡県商工部の吉田憲和・新事業展開支援室長

また、公益財団法人交流協会貿易経済部・皆川幸夫次長は「このような連携に対しては交流協会としても積極的にサポートさせていただきたい。インターネットを使ったビジネス環境も整備されており、今後、どのようなビジネスモデルができるのか非常に楽しみだ」と語った。

福岡県担当者によると、この交流プログラムによって、成功例も生まれ、福岡企業と台湾企業との交流はさらに活発になっていると言う。視察団一行は、オフィスの中も、台湾の現場を、メモを取りながら真剣な表情で見学した。

交流を深めた
交流を深めた

 

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