台湾テレビ旅番組「大口吃遍台灣」の専属カメラマン・立川幹二朗さんが、福岡のラジオ番組に出演し、台湾の魅力について熱く語った。数ヶ月に1回のペースで台湾を訪れ撮影を行っている立川さん、「台湾はなんといっても『活気』があります。行けば元気をもらえるし、『台湾でロケ』と聞くと興奮気味になります」と話す。その中で、特に気に入っている台湾グルメとして「香雛排(鶏肉のフライ)」をあげる。「夜市で豪快にかぶりつきます。香辛料の風味といい、香ばしさがたまりません」と語る。また、「アーリー・リリース」という制作チーム独特のスタイルによって、早めにロケを終え、一人街に繰り出しているという立川さん。「台北でいつも真っ先に向かうのは『林森北路』ですね。電動自転車に乗った客引きの方々とも顔見知りになり、フレンドリーな付き合いができました。顔なじみという間柄です。あとはそのまま流れに身をまかせてということも少なくありません。そちらの方が『真の文化交流』を楽しめることもあります。『時間が長ければよい』というものではありません。短くとも濃密な時間を送れることもあるんですよ」と振り返る。
また、文化交流を図るための道具として、海外から身体活性化補助食品を取り寄せることもあるという立川さん。「『台湾の方々との交流をより深く親密化させたい』という思いがあります。言葉もボディランゲージが殆ど。それでも、やはり国境を越えた濃密な交流ができているのだと確信しています」と自信を見せる。「台北のゲストハウスは特に印象深い。日本人客が圧倒的に多いですが、ずっとそこで暮らしているような『主』のような人物がいて、そこに従える『後輩分』のような若手がいる。人間関係ができあがってしまっているんですね。ゲストハウスのドミトリーに泊まることで『人間の物語』を垣間みることができますし、私自身もその物語の登場人物の一人なんでしょうね」と台湾暮らしの満喫ぶりを語る。「台湾ではまだまだ行きたい場所がある。私自身もアーリーリリースを巧みに活用し、『好吃』『漂亮』という言葉を上手に使って台湾の方々もかけがえのない交流を図っていきたい」と抱負を語った。