台湾を愛し台湾に愛された洋画家・立石鐡臣の回顧展

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立石鐵臣「東門の朝」1933年 (提供:泰明画廊)
立石鐵臣「東門の朝」1933年 (提供:泰明画廊)

 

日本統治時代の台湾で活躍した画家・立石鐡臣の回顧展「生誕110周年 立石鐡臣展」が5月12日~5月30日、銀座の泰明画廊で開催される。今回の作品展では同氏の戦後の作品を中心に戦前の鎌倉時代の油彩・スケッチを合わせた約50点が展示される。同氏は戦前・戦中を通して台湾に滞在し南国特有の風物を描き、台湾最大の在野団体「台陽美術協会」創設に際し唯一の日本人として加わり台湾美術界の発展に尽力。また、皇民化運動が激化するなか台湾の伝統文化を護ろうと立ちあがった日本人が創刊した雑誌「民俗台湾」の編集に加わり、木版画の「台湾民俗図絵」を連載するなどの実績を持つ。

 

問い合わせ→泰明画廊:03-3574-7225

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