高校教師ら、台湾で修学旅行視察

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國立嘉義大學キャンパス内にある「天下の嘉農」モニュメント前にて(写真提供:草加高校・木田一彦校長)
國立嘉義大學キャンパス内にある「天下の嘉農」モニュメント前にて(写真提供:草加高校・木田一彦校長)

全国修学旅行研究協会(以下:同会)は2015年12月25日より28日まで、台湾にて「2015年臺灣修学旅行現地研修」を行った。

同研修は、日本の高校生を台湾へ渡航させ修学旅行を実施するため、教師らを対象に開催されている企画。このほど、日本の高校側からは計17人の関係者らが参加した。

現地で一行は、台北市立松山高級工農職業学校、台南の烏山水庫及び同水庫を造った八田與一技師のお墓や銅像、嘉義の映画「KANO〜1931海の向こうの甲子園〜」関連の観光名所などを見学し、台湾への理解を深めた。

松山高級工農職業学校では同校の楊益強校長が一行を出迎え、質疑応答などを通じ交流を図った。日本側としては、同会の岩瀨正司理事長や埼玉県立草加高等学校の木田一彦校長が挨拶を行った。

臺北市立松山高級工農職業學校にて(写真提供:草加高校・木田一彦校長)
臺北市立松山高級工農職業學校にて(写真提供:草加高校・木田一彦校長)

同研修に参加した同会の岡田俊二事務局長は、「台湾には日本が統治している間、先人の日本人は現地台湾の人々のために尽力された。生徒らには、台湾の歴史や文化にも触れ、現地高校生との学校交流も行い、日本人が台湾に貢献したことを是非実際に見てもらい、学習してほしい」と述べ、青少年間の日台交流に期待を示した。

 

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