日本プロ野球チーム「埼玉西武ライオンズ」のマスコットキャラクターである「レオ」と「ライナ」が、埼玉県知事室で特命観光大使(台湾担当部長)に任命された。この任命に伴い2月1日に任命式が行われ、埼玉県の上田清司知事よりレオとライナに任命書が交付された。
台湾担当部長に任命されたレオは、「台湾のライオンズファンからはいつもエナジーを頂いています。台湾担当部長として、台湾からのお客さんに埼玉県へ足を運んで頂けるよう、アクロバットやパフォーマンスの特技を生かしてPRしていきたいと思います」とコメント。またライナは、「台湾担当部長として、台湾の皆さんとふれあいながら、女の子目線で埼玉の観光地を元気いっぱいPRしていきたいと思います。ライナの誕生日の5月初旬は秩父の芝桜がおススメ!」と早速埼玉県観光地をPRした。
なお、西武ライオンズと、台湾プロ野球チーム「統一ライオンズ」は交友関係にあり、昨年夏には互いの地で友好記念試合を実施したり、統一ライオンズ選手が西武ライオンズのキャンプに参加したり等、野球を通した日台関係を促進している。そして、レオとライナは台湾現地においても人気があり、今回の台湾担当部長任命に伴い、更なる友好関係を築いていく事に期待が深まる。
現在埼玉県では、2020年までに外国人観光客を年間100万人誘致する事を目標にしている。特に台湾では、今年度より埼玉県国際観光コンシェルジュを設置し、台湾現地での観光情報の発信、教育旅行の誘致活動、現地旅行者へのツアー企画、販売の働き掛けを行っている。
(2017/2/2)