台湾チョコレート専門店が日本初出展

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台北にあるフランス菓子店「Le Ruban Chocolat」が、2月1日から5日まで東京国際フォーラム(ホールE)で開催中の「SALON DU CHOCOLAT2017」に出展している。同イベントは今年で15回目であり、台湾ブランド出店は今回が初めてである。

李依錫シェフ(右1)とスタッフ
李依錫シェフ(右1)とスタッフ

今回の出店に当たり、Le Ruban Chocolatの李依錫シェフは、「このイベントは、業界ではとても有名で、今回招待して頂き参加が叶った事は本当に嬉しい。チョコレートは国によっても概念や考え方は違うけど、世界各国のシェフが集まる事で、台湾と世界のチョコレートの交流を深められたら嬉しい」とコメント。

今回出店品として、6種類の個性的なチョコレートを準備している。なるべく台湾土着テイストのチョコレートを皆に味わってほしいという李シェフの概念の下、台湾産のバラ、ライチ、ラズベリーが混ざったテイストのチョコレートや、ウーロン茶、生姜、醤油、白胡麻、更には生のパクチーをテイストにしたチョコレートも販売している。

6種類の試食も可能
6種類の試食も可能

李シェフは、元々20年間ケーキのパティシエをしており、10年前よりチョコレート作りを開始。現在台北には2店舗あり、「フランス菓子に台湾の素材をうまく融合させているチョコレートが特徴」と地元でも有名であり、台湾現地駐在の日本人の客も多い。李シェフは台湾を理解するためにも、まずは台湾独特テイストのチョコレートを食べに同イベントに来場してほしいと話している。なお、台湾本店では、リュウガン(龍眼)、ローズ、白胡麻味が人気である。

今年で15回目のアニバーサリーイヤーを迎える同イベントは、世界約17か国から集結し、約100ものブランドが出店。一般公開は2月2日からとなっている。

 

ブースにディスプレイされてるチョコレート
ブースにディスプレイされてるチョコレート

(2017/2/1)