今年は6作品がノミネート!!第13回大阪アジアン映画祭 《TAIWAN NIGHT》開催

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TAIWAN NIGHT 開催

 

今年で13回目を数える、話題のアジア映画を紹介する「大阪アジアン映画祭」が3月9日から18日まで、梅田ブルク7、シネ・リーブル梅田など大阪市内5箇所で開催されている。

会場は満席!

同映画祭では台湾文化部および台北駐日経済文化代表処 台湾文化センターの協賛による「台湾:電影ルネッサンス2018」という台湾映画の特集企画が組まれており、3月14日には大阪市北区のABCホールで製作関係者によるオープニングセレモニーと作品上映がセットになった「TAIWAN NIGHT」が行われ、満席の会場が熱気に包まれた。

今年ノミネートされた台湾映画は「血観音」、「川流の島」、「傷心わんこ」、「亮亮と噴子」、「パープルな日々」、「私を月に連れてって」の6作品。セレモニーには「血観音」からヤン・ヤーチェ(楊雅喆)監督、「川流の島」からプロデューサーのグオ・シーハン(郭斯恆)氏、「傷心わんこ」からチャン・イー(張毅)監督とプロデューサーのロレッタ・ヤン(楊惠姍)氏、同じくプロデューサーのペギー・チャオ(焦雄屏)氏、「パープルな日々」からは主演の斉川蘭子氏、「私を月に連れてって」からシェ・チュンイー(謝駿毅)監督の7名が登壇し、それぞれ作品の見所や思いを語った。

トークの様子

セレモニーの冒頭で台北駐日経済文化代表処 顧問兼台湾文化センター長の朱文清氏は、「近年台湾映画のテーマは実に多様化し、台湾のテイストがますます濃厚になっている。アニメーションも近年充実してきており、先日の東京アニメアワードフェスティバルでは『オン ハピネス ロード』がグランプリを獲得した。今年の大阪アジアン映画祭には(台湾作品が)6作品出品されており、映画を通して台湾社会の自由と多元化を感じていただけると思う」と述べた。

台北駐日経済文化代表処 顧問兼台湾文化センター長の朱文清氏

 セレモニーの後は「私を月に連れてって」が上映され、上映後は先ほどのシェ・チュンイー監督が再び登壇し、ティーチイン(観客との質疑応答)が行われた。観客からの熱い質問にシェ・チュンイー監督は丁寧に回答し、終始和やかな雰囲気で「TAIWAN NIGHT」は終了した。

質疑応答するシェ・チュンイー監督