台湾のIT系企業ダーフォン・イノベーション社(達方電子股份有限公司、蘇開建董事長)が設計、開発を行う電動アシスト自転車のプレミアムe-Bikeを販売するBESV JAPAN(代表取締役社長:澤山俊明)は3月13日、代官山T-SITE GARDEN GALLERYでBESV(ベスビー)最新モデル「TRS1(マウンテンバイク型)」、「JR1(ロードバイク型)」の新モデル発売記念イベントを行なった。同イベントには昨年に続きBESVアンバサダーに就任した女優・のんさんも登壇。新モデルをPRした。
のんさんはトークセッションの際、周囲からもBESVについて好評の声を良く聞いている事や、自身のファンもBESVの自転車に乗って駆けつけてくれたり、BESVに乗った写真をSNSにあげてくれるというエピソードを披露。また、「『この世界の片隅に』で台北映画祭(台北電影節)に出席するため台北に行ったのですが、めちゃくちゃ素敵なところだったので是非もう一度行ってBESVで走ってみたいですね」と台湾でのサイクリングへの興味を語った。
また、来日した蘇董事長はのんさんについて、「美しく、聡明でフレンドリーなのんさんはBESVのイメージにぴったりだ。のんさんを通じてBESVをより身近に感じ、理解して頂き、日本での展開を更に広げたい」と述べた。
販売台数3000台を目指し、選択肢を拡大
同社は2017年4月の設立以降、ディーラー数は110店舗を超えている。澤山社長は「今年は200から300店舗と、ショップ数を増やしていき、また、台数としては3000台を目指す」と意気込む。
今回発表された新モデルはその目標達成に向け、今まで以上に幅広い年齢層にマッチできる商品を展開している。日本初SHIMANO STEPSモーターを搭載したカーボンフレームを採用し軽量化を図ったe-マウンテンバイクの「TRS1」は最長で140kmのロングライドが可能なため、本格的なマウンテンバイクユーザーのニーズに対応。
また、ディスプレイに国内初のフルカラー液晶ディスプレイを採用したスピードモデルの「JR1」は重さ16kg、見た目のデザイン性にも優れ、走行中でもアシストモードの切り替えが可能で街乗りに最適だ。
さらに、昨年5月の発売以降高いデザイン性で女性を中心に好評を得ていたシティタイプサイクルの「CF1 LENA」は、このほど低速時にアシストする出力を向上させ、より坂道を登りやすく、漕ぎ出しも快適になり、アシストモードも4つに増えた。通勤通学のみならず、チャイルドシートの取り付けも可能で、子持ちママのニーズにもマッチしている。
蘇董事長は「種類を増やすことで選択肢が広がり、皆さんのニーズに合った商品をご提供できる。日本はまだ自転車に対して保守的な部分もある。私の願いは皆さんに自転車に乗ってハッピーで健康になって欲しいという事。ウォーキングと車の中間で、健康であり生活の質を上げてくれるのが自転車だ。日本に向けてもPRしていきたい」と意欲を語った。