台湾中央流行疫情指揮センターは3月18日、一部の例外(居留ビザ、外交・公務証明保持者、一部の商業関係者)を除き「全ての外国人の入域を禁止する」と発表した。実施は同19日より。台湾人も台湾入国後の14日間は自宅隔離となる。入域禁止期間は未定とした。
台湾外交部(呉釗燮外交部長)は、日本を含む21カ国の渡航警戒情報を3月19日より渡航中止と即時退避を促す「赤色」に引き上げについて「日本に向けたものではなく日本側に事前に簡単な説明をした」と理解を求めた。さらに「渡航中止の部分だけが赤色だ」とし、「留学生を含む台湾在留者の退避は必要ない」との認識を示した。
海外で新型コロナウイルスに感染し、台湾に入域する事例が増加している現況の対応策として実施する。
台湾では3月18日現在、100人の感染者が確認されており、うち71人が海外での感染が疑われている。