大阪女学院高校は5月26日、台湾留学を控えた在校生らを対象に、渡航前の注意すべき点及び渡航前特別授業の2部構成による「渡航前オリエンテーション」を開催した。
まず、台湾の講師陣が紹介され、台湾の略史や台日関係、社会文化及び生活について、そして、台湾入国の際の隔離等の注意点や台湾の危機管理の具体的な説明が行われた。特別授業では台湾の大学授業で大切な授業受講方法、ノートの取り方、提出物・グループワークの内容、ディスカッションの方法などをレクチャーし、その後、台湾での実用会話の練習も実施された。オリエンテーションと特別授業は各90分間のプログラムだった。
出席者は台湾留学へ出発予定の卒業生・高校生・保護者あわせて15人、台湾での留学を前に期待と不安があるなか、皆が真剣に聞き入っていた。依然としてコロナ禍が続いているため、台湾入国後の注意点に質問が多く寄せられた。また、大学授業についての質問が相次いだ。
【台湾の講師陣】
林育柔 台北駐大阪経済文化弁事処 課長
張瑜庭 大阪大学大学院博士課程院生 元台湾師範大学国語教学センター 華語教員
牛田成美 台北駐大阪経済文化弁事処 職員
勝村亞季 台湾 国立成功大学卒
郭艶娜 日本台湾教育センター日本事務所 所長
徐聖芬 日本台湾教育センター本部 事務長（台湾現地からオンライン参加）
