【台湾観光】東京で台湾観光プロジェクトが再始動

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台湾観光プロジェクト再始動

台湾交通部観光局と台湾観光協会は5月12日、日本から台湾に観光客を呼び込む「台湾観光プロジェクト」を再始動した。同日に記者会見が開かれ、台湾から25軒の観光スポットやホテルの関連業者も出席した。

川口春奈さんのメッセージ

会見には日本向け観光イメージキャラクターとして起用された女優の川口春奈さんがビデオメッセージで挨拶。「今回のCMで台湾のおいしい食べ物や、面白いところを日本人の皆さんに紹介したい」と意気込みを話した。

観光局の張錫聡局長は「台湾は今年、海外から台湾を訪れる観光客数の目標を600万人と設定した。日本の旅行業者向けに台湾政府が打ち出す優遇措置を利用していただき、より多くの日本の人々に台湾の美しい風景やグルメなどを楽しんでもらいたい」と語った。

記者会見

観光協会の葉菊蘭会長は挨拶で「5月11日には日本旅行業協会(JATA)と訪台日本人観光客の早期回復を図るため双方は覚書を締結した。業者との協力を通じ、日本人観光客の訪台を期待している」と述べた。

この日は台湾数位発展部のオードリー・タン部長も出席。デジタル技術を応用し、違ったニーズや文化を持つ観光客に対応する取り組みを紹介。「インターネットを使って台湾への出発前に旅行先の特色を体験できる」と強調した。

ビジネス相談会

また、翌13日より原宿の商業施設で台湾観光イベント「2023台遊館in原宿」も実施。観光業者や航空会社なども参加した。葉会長によると「原宿で台湾観光イベントを開催するのは初めて。若者が多く集まる街で実施することで、より多くの日本の若者を台湾に呼び込みたい」と開催の目的を説明した。