台北駅で6月9日~12日、人気の「駅弁祭り」を開催 日本からも10社以上の鉄道各社が出展

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台湾でも駅弁は人気、台北駅の台鉄便当本舗にできた長い行列(今年2月撮影

台湾交通部鉄路管理局(台鉄=台湾の国鉄)は、6月9日~12日、台北市の台北駅の大ホールで、「第8回鐵路便當節」(駅弁祭り)を開催すると発表した。駅弁は台湾でも人気が高まっており、台北駅の駅弁売り場には常に長い行列ができ、駅弁製造への参入企業が相次いでいる。

 発表によると、日本からは東武鉄道、近畿鉄道、しなの鉄道、京急電鉄、西武鉄道、近江鉄道、伊豆箱根鉄道、肥薩おれんじ鉄道、JR東日本、銚子電鉄、一畑電車などが出展する。

 この駅弁祭りでは美味しい駅弁の紹介に加え、「食べて、飲んで、楽しむ」を体験するイベントも用意されている。台鉄は「駅弁」をキーワードに観光プロモーションを展開する計画だ。台湾の「福井食堂」「関山弁当」など42社(うち日本など海外勢13社)が出展予定だという。

 台鉄の駅弁祭りは2015年から開催されており、日本から出展した鉄道会社は2020年が5社、(2021年はコロナ禍で中止)、昨年2022年は8社あり、年々増加している。駅弁祭りの宣伝動画は、Facebookの「鐵路便當節」で公開されている。