台湾交通部観光局は6月23日、日本向けの観光PR動画「ビビビビ!台湾!さあ、好奇心の旅へ。」を公開した。台湾観光PR大使として起用された川口春奈さんは記者会見で「『お仕事か?』って思うくらい自然体で撮影させていただいた。すごく楽しかった」と語った。
同局は川口さんを起用した経緯について「日本政府は5月に『いまこそ海外!』宣言を発出し『アウトバウントの本格的な回復に向けた政策パッケージ』を推進している。台湾観光局は日本の20-39歳女性層を対象にし、日本のCM女王と呼ばれる川口さんを起用した」と説明。
映像には川口さんが親交がある友人の岡本あずささんと、台湾を5日間旅し、二人が台北、台中、高雄で知られざる台湾の新しい魅力に引き込まれていく。カメラは二人が旅の中でテンションを上げる様子やワクワクする表情を捉えている。
川口さんは「今回の旅に一番印象が残るのは?」という質問に対し「台北軍艦岩を登ること。2、30分かけて汗だくになりながら階段を上った。すごく景色も開けていて、気持ちいいですし、達成感というかすごい、すがすがしかった」と笑顔で振り返った。
記者会見に出席した謝長廷駐日代表は「台湾は日本に最も近く、安心で安全な観光地。コロナ禍前は6年連続で日本人が行きたい海外旅行先ランキング1位だった」と言及。「観光人数の規模が一日早くコロナ禍前の水準に回復し、相互訪問数700万人の記録を更新してくれることを願っている」と述べた。
台湾観光局東京事務所の鄭憶萍所長は「『ビ』は日本語の『美』との発音で『ビビビビ』は台湾旅行を象徴している」とし「美景の美、美人の美、美食の美、美好の美という台湾旅行の4つの美をぜひ感じてください」と期待を寄せた。
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