【日台友好】日華懇古屋会長「日台観光交流の強化」を強調

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古屋会長、日台間の観光交流促進を強調(写真:中央社)

超党派議員連盟「日華議員懇談会」(日華懇)会長の古屋圭司衆院議員は7月6日、台湾台北市内のホテルで記者会見を開き、日本と台湾の観光交流を強化したい考えを示した。

日華懇一行は同4日、フェリーで台湾宜蘭県から沖縄県与那国島に日帰り訪問した游錫堃台湾立法院長と同乗して台湾入りした。古屋氏は同日、SNSに台湾と与那国島の距離が110キロであることに触れ「お互いに『台湾有事は日本の有事』との故安倍総理の言を心に刻む。」と投稿した。

游錫堃立法院長とともに与那国島を視察する古屋会長(写真:古屋圭司SNS)

古屋氏は記者会見で「(台湾)交通部観光局の張錫聡局長と懇談した。若者の交流や団世代の台湾旅行の促進、日本全国の基礎自治体首長で作られる『日台共栄首長連盟』と日華懇が交流するプロジェクトチームの立ち上げ、中学校や高校の修学旅行先として台湾を選んでもらえるよう、地方自治体の教育委員会への働きかけなどに取り組む」と述べ、観光交流の強化への意欲を示した。

また両岸関係について「台湾海峡は世界のホットスポットになっている」とした上「共通の価値観を持つ国々が連携して平和を維持していくことが日華懇に課せられた重要な役割だ」と語った。

なお古屋氏らは同5日、台湾総統府で蔡英文総統と会談。古屋氏は会談中、台湾の環太平洋経済連携協定(TPP)加入や世界保健機関(WHO)総会へのオブザーバー参加について支持の意を表明した上で「その実現に向けて日本政府と協議する」と話した。

訪台最終日の同6日には王金平元立法院長、蘇嘉全前立法院長、游錫堃立法院長らとの食事会に出席。これについて「我々の訪問団を大切にしていただいている象徴だと思っている」と語った。

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