【台湾ニュース】2023総統府音楽会、台湾高雄市で開催 

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2023総統府音楽会、高雄市で開催(写真:蔡英文SNS)

台湾総統府と中華文化総会が共同主催する「2023総統府音楽会-跨海音」が7月8日、高雄市の高雄流行音楽センターで開催された。蔡英文総統も出席し、集まった人々と一緒に台湾の多様性を象徴する幅広い世代、スタイル、ジャンルの音楽を楽しんだ。

日台友好を象徴する一青窈さんのパフォーマンス(写真:蔡英文SNS)

今年の総統府音楽会は、初めて一般市民向けに整理券を配布したほか、高雄流行音楽センターの屋外スペースに設置した大型スクリーンでも同時中継され、2,000人以上が集まった。テレビ、ラジオ、インターネットなどさまざまなプラットフォームでも中継された。中華文化総会によると、音楽会が開催された2時間の視聴者は、オンライン・オフライン含めて延べ18万人に上ったという。

この音楽会には、台湾のアーティストだけでなく、リトアニアの合唱団「Jazz Island」が登場し、台湾語の歌曲『黄昏の故郷』を歌った。また、台日ハーフの歌手、一青窈さんが高雄日本人学校の児童たちのバックコーラスとともに『望春風』と『ハナミズキ』を歌い、会場を盛り上げた。

台湾を代表するパフォーマンスが次々と登場(写真:蔡英文SNS)

最後を締めくくったのは総勢150人以上がステージに立って歌う『永遠なる台湾』で、ステージでは先人たちが海を渡って台湾へやってくる様子から始まり、台湾民主国の国旗、野百合学生運動、ひまわり学生運動、タイワンツキノワグマ、タイワンヤマネコ、彫刻家の黄土水の代表作『甘露水』など、台湾の歴史を象徴する出来事やイメージが走馬灯のように映し出され、感動的なフィナーレを迎えた。