【東京訊】台北駐日経済文化代表処の李逸洋代表は5月1日、都内にあるパラオ大使館を訪れ、パラオのSurangel Whipps Jr.大統領の父、Surangel Whipps Sr.氏の逝去に対し、台湾政府と国民を代表して深い哀悼の意を表した。李代表は遺影に向かって黙礼し、「台湾を代表し心よりお悔やみ申し上げる。安らかなる眠りを祈る」と英語で記帳した。

パラオは台湾にとって太平洋地域における重要な外交パートナーであり、1999年の国交樹立以来、双方は大使館を設置し、安定した関係を維持している。中国による観光制限や経済的圧力、外交的働きかけが続く中でも、ウィップス大統領は一貫して台湾支持の姿勢を堅持し、両国はインド太平洋地域の平和と繁栄に向け協力を深めている。
大統領はこれまで、United Nations General Assemblyにおいて台湾の国際参加を強く訴えてきた。2021年の総会では、新型コロナウイルス対応における台湾の貢献を評価し、台湾の参加を呼びかけたほか、昨年の演説でも国連決議2758号の誤った解釈を問題視し、台湾の声を国際社会に反映させる必要性を強調した。
台湾とパラオの協力は、経済振興、インフラ整備、医療、農業、デジタル分野など多岐にわたる。医療分野ではShin Kong Wu Ho-Su Memorial Hospitalが医師団を派遣し、現地医療体制の向上に寄与している。また再生可能エネルギーや電動バス、ゼロエミッション船「ポリマ号」などの分野でも協力が進んでいる。パラオは今年、Pacific Islands Forum首脳会議の開催国となっており、地域における存在感が高まっている。ウィップス大統領は父の逝去後も、台湾との外交関係を維持する意向を改めて表明している。
2026.05.01






















































