第52回日本クラフト展で台湾人の2作品が受賞

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マングローブの夜/金属/小物入  黄照津
マングローブの夜/金属/小物入  黄照津さんの作品(日本クラフトデザイン協会HPより)

社団法人日本クラフトデザイン協会主催の「第52回日本クラフト展」が2012年12月26日~同31日、東京都千代田区の丸ビルホールで開催された。

同展は1960年に第1回を開催以来、ほぼ毎年開催されている。目的は、優秀なクラフトマンの発掘、育成だ。陶・磁・漆・金属・ガラス・木・ジュエリー・テキスタイル・竹・籐などの素材を使った「生活工芸」を提案する日本最大規模のクラフトデザイン展である。

主催:社団法人日本クラフトデザイン協会 、共催:読売新聞社 、特別協力:三菱地所ビルマネジメント株式会社、後援:経済産業省・文化庁・公益財団法人日本デザイン振興会・NHK、会場・会期:丸ビルホール(丸ビル7階)・2012年12月26日(水)~2012年12月31日(月)・入場料800円(高校生以下無料)、【招待審査員】石井千春(「通販生活」編集長)、唐澤昌宏 (東京国立近代美術館工芸課長)、柳田邦男(ノンフィクション家)、【JCDA会員審査員】(1次審査〕相川繁隆・石原実・磯谷晴弘・馬川晴美・岡本昌子・菅野靖・関根正文・露木清勝・堂前守人・野田收・西川雅典・長谷川武雄・堀内雅博・水野誠子、(2次審査 〕相川繁隆(日本クラフトデザイン協会理事長・クラフトデザイナー)、橋本京子(テキスタイルデザイナー・多摩美術大学教授)、光島和子(ガラス作家)。

同展の出品数は、634人、2186作品だった。327人、1137点が入選し、うち、15作品が2次審査を経て入賞し、12月28日、授賞式が行われた。

受賞作品は以下の通りだが、台湾出身の黄照津さんと鍾ウェンティンさんの2人がめでたく入賞した。石川県在住の黄照津さんは、金属製の小物入れ『マングローブの夜』で学生賞を受賞。同じく石川県在住の鍾ウェンティンさんは陶磁製の鉢『微風雨池畔』で奨励賞を受賞した。

 

<第52回日本クラフト展受賞作品>

経済産業大臣賞・日本クラフト大賞

落陽/木・漆/大皿  井川健

優秀賞             さなぎ/金属/ブローチ  稗田麻琴

読売新聞社賞         SCREEN 2012-1/木・漆/スクリーン  録澤壽雄

招待審査員賞(石井千春賞)  Stool A2.0/金属/ハイスツール  宇田直人

招待審査員賞(唐澤昌宏賞)  マッチング スクエア/木・漆/箱  露木清高

招待審査員賞(柳田邦男賞)  精霊「過去、現在、未来」/金属/照明  伊藤俊

U35賞(35歳以下対象)    満ちて欠ける~sorrows~,~joys~/タペストリー 桂川美帆

学生賞                      マングローブの夜/金属/小物入  黄照津

奨励賞

つぼみ/テキスタイル/帽子  石田みどり

海月のうつわ/木・漆/器  小野寺奈南

虹の入れ物/ガラス/器  海藤博

Strange Bottles (黒・青)/ガラス/花器  志賀 英二

微風雨池畔/陶・磁/鉢  鍾・ウェンティン

たゆたふ/陶・磁/菓子盆、菓子皿  布下翔碁

Chair Pads/テキスタイル/イス用座布団  山根リエ子

僑委會通訊:2013年海外僑商烘焙暨設備展觀摩團開始報名

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僑務委員會為協助有意以烘焙創業的海外僑胞,特別於今年3月26日至4月2日舉辦「2013年海外僑商烘焙暨設備展觀摩團」,由財團法人中華穀類食品工業技術研究所承辦,觀摩團活動內容包括參觀「2013年台北國際烘焙暨設備展」及實地觀摩國內知名相關企業,並邀請國內名師及業者指導如何製作麵包及蛋糕等烘焙食品,以及經營烘焙業的基礎課程。

此次研習活動的學雜費用是由僑務委員會負擔,參加的學員僅需自付由僑居地往返之交通費、活動期間的食宿費用和報名費用3000元。有意報名者需於2013年1月31日前逕洽海外各地的駐外館處或華僑文教服務中心。招生簡章及相關訊息可自僑委會網站(www.ocac.gov.tw 首頁/貼心服務/報名僑商研習班)或全球僑商服務網(www.ocbn.org.tw 首頁/最新消息)下載。

台湾高速鉄道 700T型増備車両が高雄港に到着

台湾高速鉄道(台湾高鉄)が運用している700T型車両の増備用車両が2012年12月23日、高雄港に到着した。これは昨年5月に台湾高鉄が川崎重工と東芝に対し発注していた4編成48両のうちの第一編成で、今後さまざまなテストを行なった上で今年7月には営業運転を開始する見込み。

 

2007年の開業以来、台湾の南北を結ぶ大動脈として一日平均12万人に利用されている台湾高鉄は、現在でも乗客増の傾向が続いているほか、2015年には南港、苗栗、彰化、雲林の4駅が新設されることになっており、車両の不足が予想されることから、既に営業運転を行なっている700T型車両を追加発注し、輸送力増強を図りたい考えだ。

 

台湾高鉄700T型車両は東海道・山陽新幹線で使用されている700系新幹線電車をベースに台湾高鉄向けに設計変更などを行ったもので、モーター出力や空調設備などが強化されている。今回増備用として製造された700T型車両は既存の車両と比べ、更なる騒音低減、防錆加工、省エネ化が図られており、2015年11月までには全4編成が台湾に到着する予定になっている。

 

高雄港に到着した第一編成はその後、12月26日から28日にかけてトレーラーにけん引され、時速33㎞で高雄燕巣車両基地に輸送された。今後、安全面と性能面での試験や検査を行ない、今年7月の夏休みまでには営業運用に投入される計画だ。

MRT淡水線の延長計画で2018年開通目指す

観光地として人気の淡水魚人碼頭
観光地として人気の淡水魚人碼頭

~行政院で計画経費153億元通過~
行政院(内閣に相当)建設委員会は1月7日、新北市(旧台北県)淡水区のLRT(ライトレール・トランジット=MRTを小型化した車両)の「淡海軽軌系統」計画の総工費予算153億台湾元の経費を通過させた。

総工費153億元は、内政部営建署が70億9000万元、新北市が65億5000万元、中央政府が16億7000万元をそれぞれ負担する。新北市では同計画に向けて1月1日、捷運(MRT)工程局を設置した。

同計画は、MRT淡水線を淡海地区まで延長させるために新たに予算を取得したもの。マングローブ林で有名なMRT紅樹林駅から淡海地区(淡水ニュータウン=将来は淡海新市の予定)中心部までの9.55キロメートルを走行する「緑山線」とMRT淡水駅~魚人碼頭駅間を走行する「藍海線」から構成され、双方合わせた総延長距離13.99メートル20駅を設置する予定。

工事は2期に分けて行われる。第1期は緑山線全線と藍海線G6駅~魚人碼頭で今年度中に設計を完成させる。2018年の開通を目指し、全14駅を開業する予定だ。第1期竣工後は、第2期工事(藍海線の魚人碼頭~MRT淡水駅)に着手する。第2期工事では全長4.4キロメートルに6駅を設置、2023年の開通を目指す。

現在、淡海ニュータウンの人口は約1.5万人、延長線開通後の計画人口は24万人、2041年には人口30万人に達すると予想されている。

台北市近郊からMRT利用すれば1時間以内に行ける淡水地区。現在、年間700万人余りが訪れている。5年連続で「台湾人が最も訪れたい場所」に選ばれるほど人気がある。魚人碼頭の夕日が美しい事が特に有名で、名所旧跡もある風光明媚な観光地。今後はニュータウンとして大きな発展が期待されている。

馬英九総統2013年元旦祝辞(要約)

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馬英九総統は1月1日、総統府の大講堂で中華民国102年(2013年)の開国記念日および元旦の祝賀式典を主宰し、「奮起して行動し、未来を変えよう」と題する祝辞を述べた。馬総統は、世界経済に復活の兆しが見えてきたこのときに改革を加速し、行動すべきだとして、以下、課題となる4つの“厳しい試練”を挙げた。

馬英九総統(ウィキペディアより)
馬英九総統(ウィキペディアより)

1.世界の産業競争がより一層激化し、中華民国・台湾の委託生産モデルが困難な状況に陥りつつある。

2.地域自由貿易ブロックの形成が加速し、「東アジア地域包括的経済連携」(RCEP)、「北東アジア自由貿易協定」、「環太平洋連携協定」(TPP)などの地域経済統合の列車に乗りこむことができるかどうかが、経済・貿易の陣地を拡大できるかどうかのカギを握る。

3.人材育成と産業ニーズの重大な不均衡。産学間の落差が続けば、中華民国・台湾の発展が重大な影響を受ける。

4.少子化と高齢化がもたらす年金問題。

対して、馬総統は、以下のような考えを明らかにした。

1については、新しい価値の創造を通して、台湾の産業構造の転換を進め、台湾を国際サプライチェーンの重要部品と精密設備の提供者として、グローバル経済・貿易体系の中で取って代わることのできない地位を築き上げる。

2については、保護主義的な思考を打破し、台湾を一歩ずつ自由貿易島へと進めていく。「自由経済モデル地区」を設置すると同時に、平等互恵の条件の下で新興市場を開拓する。

3については、教育を産業技術の研究開発の強固な後ろ盾とすべく、科学技術の研究開発体制を再構築し、産学連携を強化する。この課題に対応するため、行政院国家科学委員会、経済部、教育部は「産学大連盟」および「産学小連盟」などのプランを積極的に検討し、学術と実用の落差を縮小させる。

4については、われわれは同じ船に乗る共済の精神で年金制度を改革していく必要がある。われわれは運命共同体であり、互いに包容力を持ち、許し合い、協力、互助の精神を持ち、強者は弱者を支え、現世代が次の世代を支えていくべきである。

続けて、馬総統は「この重要な1年に、政府の各省庁は、産業構造の転換、地域自由貿易ブロックへの参加、科学技術研究開発の産業需要との結合、年金制度改革の4つの核心的問題に対して、難題を突破する決意と力強さを示さなければなりません」と述べた。

一方、外交については、「両岸の平和はアジア太平洋の平和の基礎の一つとなるものであり、経済発展の促進と投資マインドを高める必要条件」だと語った。また、「米国との長期にわたる友情を大切にしており、われわれは米国との『貿易・投資枠組み協定』(TIFA)の下での協議再開に向けて加速し、両国の経済・貿易関係を拡大、深化させていきます」と加えた。さらに、「中国大陸、日本、韓国と、次々と新しい指導者が生まれ、われわれは今後各方面との協力を望んでおり、緊張情勢を緩和し、東アジアを経済協力の正常な軌道へと戻していきたいと期待しています」と述べた。

馬総統は、最後に「海外からの来台旅行者数は過去最高の700万人を突破したこと」「世界の131カ国・地域がビザ免除または到着ビザの措置を付与したこと」などの成果を挙げ、中華民国・台湾に対し、国際社会が一層友好的、肯定的になったとし、「これらの貴重な成果は、台湾人の実力を低く評価してはならないことを証明するもの」だと自信をのぞかせた。

新春インタビュー 株式会社ボルテックス代表取締役社長・宮沢文彦氏

株式会社ボルテックス宮沢文彦代表取締役
株式会社ボルテックス宮沢文彦社長

他社の追従を許さない“逆張り”戦略で躍進

西武新宿線西新宿駅近くにあるオフィスビルに本社を構える株式会社ボルテックスは、毎月一定の賃貸収入が見込める収益不動産のなかでも、区分所有オフィスという分野に特化することで急成長を遂げている不動産投資会社である。

ポイントは、“逆張り”戦略という手法にある。通常はビル1棟単位での売買が主流である。一方で、同社は市場で過小評価されていた区分所有オフィスに目をつけることでビル全体を購入するよりも安く区分所有オフィスを購入している。これによって、取れる賃貸料は変わらない上、相対的に高収益を確保でき、空室や老朽化、家賃下落などのリスク対応もし易い“商材”を確保し、中小企業経営者や個人富裕層の心を掴んだ。

平成24年3月期、売上げ約65億円、経常利益約8億円。管理受託資産残高約251億円、管理受託戸数623件、管理物件空室率約4.7%という市場平均を上回る業績だ。

宮沢文彦社長が同社を設立したのは平成11年。そのルーツは平成元年に就職した証券会社だ。「僕は当時、他の営業マンと違って、株式が暴落したり、“今年最大の下げ幅”というタイミングで(お客様に)徹底的に逆張り投資の提案をしました。ポイントは会社が儲かるかじゃない。お客様が儲かるかどうかなんです!」

宮沢社長は、その後、平成7年に現・株式会社レーサムに転職。同社は「日本で初めて対外的な投資主体として不良債権をバルクで買った会社」として知られる。「当時は不良債権処理の真っ只中。その黎明期に外資と組んで、都銀から不良債権をバルクで購入しました。」この時、バルクで取得した際の担保物件はほとんど切り捨てられたが、そのなかに事業系不動産があった。「僕はこの事業系(不動産)をビジネスにしたかったのですが、経営者にその考えがなかった。経営者は事業系不動産をジャンク債と見做していました。けれど、僕は捨てるには惜しい商材だと思ったわけです。それで外に出ることにしたわけです。」

ボルテックスの創業資金は、貯蓄と親族からの借財で賄った。社員は3人。当初は2000万円の物件を仕入れて2200万円で売るところから始めた。「ぎりぎりの在庫量で、給料もぎりぎりまで抑え、オフィスも10年目までは20坪のビルです。社用車もなく個人の車を使用していました。とにかくコストを切り詰められるだけ切り詰めましたね。」

創業から5~6年は、区分所有の仕入れは競売物件がほとんどだった。不人気で入札期限内に誰も札を入れず、翌日、特別売却になった安い物件を買った。その後、競売物件も底をつくようになり、現在は、「1棟のビル(約10億~20億円)を弊社で所有して、長期修繕計画、物件管理も含めて高いレベルで態勢を整えた後、フロアごとに(マンションのように)区分所有化して販売しています。」

ちなみに、同社の事業は大きく3本の柱から構成されている。1.収益不動産の販売、2.その売却物件の運営・管理による手数料ビジネス、3.自ら保有する物件の賃貸事業である。更に、新領域の事業として、実需向けに企業の自社使用物件の販売を始めた。「こちらはウエブや新聞などを使って徹底的なメディアマーケィングをやります。反響は大きく、成約事例も出てきました。」日本の会社は今までオフィスを借りるという選択肢しかなかった。それに対して、同社は必要な広さのオフィスを購入するという新しい自社ビルの形を提案している。

平成25年3月期は、高い利益率を維持しながら、100億円の売上げを突破する勢いだ。成熟マーケットである不動産業において、新市場を切り開く同社からは今年も目が離せない。

●プロフィール 宮沢文彦(みやざわ・ふみひこ)平成元年早稲田大学商学部卒業。平成元年ユニバーサル証券株式会社(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社)入社。平成7年 株式会社レーサム・リサーチ入社(現株式会社レーサム)、営業として活躍。不動産投資コンサルティングを行う。 平成11年株式会社ボルテックスを設立。