台湾高速鉄道 700T型増備車両が高雄港に到着

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台湾高速鉄道(台湾高鉄)が運用している700T型車両の増備用車両が2012年12月23日、高雄港に到着した。これは昨年5月に台湾高鉄が川崎重工と東芝に対し発注していた4編成48両のうちの第一編成で、今後さまざまなテストを行なった上で今年7月には営業運転を開始する見込み。

 

2007年の開業以来、台湾の南北を結ぶ大動脈として一日平均12万人に利用されている台湾高鉄は、現在でも乗客増の傾向が続いているほか、2015年には南港、苗栗、彰化、雲林の4駅が新設されることになっており、車両の不足が予想されることから、既に営業運転を行なっている700T型車両を追加発注し、輸送力増強を図りたい考えだ。

 

台湾高鉄700T型車両は東海道・山陽新幹線で使用されている700系新幹線電車をベースに台湾高鉄向けに設計変更などを行ったもので、モーター出力や空調設備などが強化されている。今回増備用として製造された700T型車両は既存の車両と比べ、更なる騒音低減、防錆加工、省エネ化が図られており、2015年11月までには全4編成が台湾に到着する予定になっている。

 

高雄港に到着した第一編成はその後、12月26日から28日にかけてトレーラーにけん引され、時速33㎞で高雄燕巣車両基地に輸送された。今後、安全面と性能面での試験や検査を行ない、今年7月の夏休みまでには営業運用に投入される計画だ。