台湾馬公会会長らが「中華民國建国100年」を祝し、日台国花を植樹

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曾處長與廣中會長共同-土植樹

【「中華民國建国100年」を祝い、台湾馬公会廣中会長らが台北駐福岡経済文化辧事處に記念の植樹】
 
 日本の「台湾馬公会」廣中会長らが、4月20日午前、台北駐福岡経済文化辧事處を訪れ、中華民國建国100年のお祝いと、昨年の中華民國台湾の東日本大震災に対する莫大な援助への感謝として記念の植樹を行った。今回「台湾馬公会」から贈呈されたのは、日本国国花「桜」と中華民國国花「梅」の木の合計2本で、両国の末永い友好を象徴するようにとの願いが込められている。
 
 植樹式にあたり台北駐福岡経済文化辧事處曽念祖處長は、遠路より植樹式に臨んだ廣中会長らに寄贈への感謝と歓迎の意を示し、第二の故郷台湾への熱い想いが込められた「梅」と「桜」が、両国の友好の証しとして末永く辧事處の庭園にて美しい花を咲かせることを願うと述べた。
 
 それに対し廣中会長は、自分は澎湖島で生まれ、小学校教諭として台中で過ごし、台湾はまさに第二の故郷であり美しい想い出として記憶に留まる大切な場所であると述べた。これからも日本と台湾との友好促進に一層尽力していくつもりであると挨拶し、曽處長の長年にわたる同会の日台親善交流促進への協力に敬意を表し感謝状を贈呈した。両国の末永い友好を誓い植樹式は滞りなく終了した。
 
 「台湾馬公会」とは、戦前(第二次世界大戦)台湾の澎湖馬公に生まれ戦後日本に引き揚げてきた日本人を中心に、会の趣旨に賛同または何らかの縁故を持つ台湾側の有志を加えて45年前に組織された会である。現在の会員数は日本側84名、台湾側30名ほど。一年ごとに相互訪問を行っており、今年10月には東京で第46回大会を開催、台湾側から20名の出席が予定されている。今回記念植樹を行った廣中会長は現在92歳の高齢にもかかわらず、台湾への熱情は増す一方であり今後の両国の交流促進に意欲を燃やしている。
 
 
曾處長接受廣中會長致贈感謝

【駐福岡辦事處曾處長念祖與日本「台灣馬公會」會長廣中治郎在本處共同植樹紀念】
 
 駐福岡辦事處曾處長念祖與日本「台灣馬公會」會長廣中治郎於4月20日上午在該處舉行「慶祝中華民國建國百年」之紀念植樹活動,各植梅、櫻一棵,象徵台、日雙方友誼永固長存。
 
 曾處長致詞時表示,「台灣馬公會」為慶祝中華民國建國百年及感謝我方去年對東日本地震之慷慨賑災,特以種植梅、櫻各一棵行動表達慶祝及感謝之意,令人欣慰。盼今後雙方友誼如同所種之梅、櫻一樣強固永存。
廣中會長表示,澎湖是渠出生地、第二故鄉,台灣台中是渠擔任小學教員之地,對此均留下美好記憶。渠熱愛台灣,矢志在有生之年繼續為日、台友好盡一份心力;同時感謝駐福岡辦事處長年協助該會從事日、台交流親善工作。之後並致贈感謝狀予駐福岡辦事處曾處長念祖。
 
 植樹活動儀式於當日上午11時許圓滿完成。
日本「台灣馬公會」在45年前由第二次世界大戰前在澎湖馬公出生、戰後返回日本定居之日本友好人士,以及渠等台灣方面之親朋好友所共同組成之親睦團體,目前日方全國共有84名、台灣方面約30名,雙方每年交互訪問,今年第46屆大會定10月在東京舉行,屆時台灣方面預計有20人組團前來參加。該會現任廣中治郎會長雖已92高齡,但熱愛台灣、持續推動雙當方親善友好關係之熱情絲毫不減,此精神令人敬佩。