台湾の若者 平均年収が減少

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 台湾・行政院主計総処の統計によると、昨年の30〜34歳の平均年間所得が、過去17年で最低の水準となる55万6,200台湾元(約146万円)と、前年比で2万元以上減少したことが分かった。30歳未満の所得も41万6,100元と15年前を下回る水準にとどまっている。
 
 主計総処の担当者は、多くの人が20代半ばまで学業を続けるライフスタイルが定着し、20代後半でも新人レベルの収入というパターンが増えているためではないかと説明している。