台湾巡視船、海保に向け放水。海保が台湾漁船に放水したことから

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 尖閣諸島(台湾名;釣魚台)沖で台湾海岸巡防署所属の巡視船が日本の領海を侵犯した問題で、同巡視船が海上保安庁の巡視船に向け、放水していたことが25日わかった。海保によると領海に侵入した台湾巡視船は計12隻だったという。
 海保によると、台湾巡視船は漁船とともに同日午前、尖閣沖の日本領海内に侵入。海保巡視船が漁船に放水したところ、台湾巡視船3隻も約20分間、海保巡視船に向け放水した。船体には当たっていないとしている。なお、国連海洋法条約では、巡視船をはじめとする他国公船に対する放水などの実力行使を認めていないという。