対中窓口機関トップ、海峡交流基金会・江丙坤理事長辞意表明

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~大陸委員会主任委員・頼幸媛氏はWTO大使に~

 台湾の対中窓口機関、海峡交流基金会の江丙坤理事長(79)は、9月19日に記者会見し、高齢などを理由に辞意を表明した。9月27日の理事会で正式に承認される見通し。同時に、中国国民党副主席も辞任する意向で、「今後は公職につかない」としている。江氏は2008年5月より海峡交流基金会理事長に就任、中台間の自由貿易協定にあたる経済協力枠組み協定(ECFA)など計18協定の締結に尽力し、馬英九総統も江氏に高い評価をしており、やむを得ず江氏の辞任を承諾した。また、同時に同基金副理事長の高孔廉氏も辞職予定。後任には林中森国民党秘書長(幹事長)有力視されている。江丙坤氏は台日商務交流協進の最高顧問も努めており、日本留学経験(東大院修了・農業経済博士)があるほか、駐日代表処勤務経験もあり日本の政財界にも幅広い人脈を持っている。海峡交流基金会理事長就任前には経済部長(経産相に相当)などを歴任している。

 今回は両岸人事では、大陸委員会主任委員の頼幸媛氏が世界貿易組織(WTO)大使に就任し、頼氏の後任には国家安全会議諮問委員・王郁琦氏が就任する見込み。