チャイナエアラインがボーイング777型機を導入

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ャイナエアライン・余劍博副總經理(左)、リース会社の奇異航機租賃公司中華地区責任者・劉莉氏 リース契約調印式に
ャイナエアライン・余劍博副總經理(左)、リース会社の奇異航機租賃公司中華地区責任者・劉莉氏 リース契約調印式で

~747-400型機の代替で6機~
 チャイナエアラインはこのほど、ボーイング777―300ER型(大型機のトリプルセブン)を2014年から順次導入することを決めた。既存のボーイング747-400型機(ジャンボ)との入れ替えのため6機導入する。
 ボーイング777-300ER機は747型機に比べ燃費性に優れ、航続距離も長いなどの優位性がある一方で座席数も300席~400席あり747型と遜色がない。さらに経済性に優れている名機ともいわれている。6機の総額は18億米ドル(約1500億円)と推定される。
 同社では原油高が続くなか、燃料効率に優れ経済性に競争力がある高性能機に入れ替えることで財務改善を図ることを狙いにしている。また、777-300ER機を導入するにあたり、6機すべてリース会社に売却した上で、リースバックする方式を採用する見込み。
 チャイナエアラインは現在80機の航空機を保有している。777-300ER型機の導入と同時に747-400型機の退役を進めていくものと思われる。同社は今後も新機種を導入し、保有機種の若返りを図る見込み。777-300ER機は台湾ではエバー航空が既に導入、ラインに投入されているほか、日本航空や全日空でも活躍している。
【写真提供;チャイナエアライン広報室】